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2019年08月22日

茅ヶ崎が舞台、樹木希林遺作の映画「命みじかし恋せよ乙女」

水曜日は一週間で一番予定のない日で、映画dayです。

見て来たのは、カミサンの愛読しているシニア女性向けの雑誌「ゆうゆう」で今月のおすすめ映画として紹介している題名「命みじかし、恋せよ乙女」を駅3つ先の茅ヶ崎イオンシネマでみてきました。
樹木希林の最後の出演作品、舞台は茅ヶ崎、それも小津安二郎が「秋刀魚の味」を撮った旅館が舞台その時に出演していた、女優・杉村春子の付け人として樹木希林は、当時きていたので、それも何かの縁で、最後の映画として、出演・・・なんて書かれていたのですから、これは見ないといけない、それに鎌倉も茅ヶ崎も同じ地元だし。

本当の内容は見終わって解ったのですが、ドイツ映画で、ドイツの青年の家族間のシリアスな問題を描いた作品なのですが、全110分の映画の最後の15分ほどが日本の茅ヶ崎が舞台で、樹木希林が出演するのです。

かなり難しい、前衛的な映画で、ストリーの展開説明が全くなく、見ていて良く解りません。
なんで、突然ドイツの主人公の青年の前に、若い日本人が現れて来るのか?
途中から、亡くなった主人公の父親と母親の亡霊が現れてきて、ストーリーは展開していくのですが・・・どうやら、この若い日本人女性は、巫女のような存在のようなのです。

主人公の青年家族の間で、引篭もりの甥っ子や、極右政党の兄弟、レスビアンの姉の問題がやまほど展開していき、青年が死の淵をさ迷っている間に、この日本人女性は突然姿を消す・・・
生き返った主人公の青年は、その女性(名前はユウ)を探しに、日本、茅ヶ崎に来るのです。
なんで、ダイレクトに茅ヶ崎駅に降り立ったのかの説明は全くなし。
そこで青年は、「茅ヶ崎館」と云う旅館に導かれていき、そこの老主人が樹木希林なのです。

kirin3.jpg話はここから展開し、その若い女性ユウは、老主人の孫と判明、しかし、とうの昔に自殺して亡くなっているのです。
全くもって、今時珍しい、滅茶苦茶なストーリー、何度も何度も、亡霊や、自分自身を投影する影の存在が徘徊する映画で、オカルトではなく、人間の内面を探った、高度な映画?なのかも知れませんが、私にはさつぱり解りませんでした。
映画に登場する、茅ヶ崎を代表する「浜降祭り」も、一つの魂の暗示として使われたのでしよう。

前宣伝が良かったのか、地元茅ヶ崎が舞台の映画のせいか、170席のシアターの7割ほどが埋まっていました。年齢層は、シニア女性層が中心、私の周辺では鼾が聞こえていました。
私も、何時席を立とうかと思ったほど、何時もならトイレが近いので、一度立つこともあるのですがも皮肉にもこの難解な(ボーリングな)映画では尿意がなく、最後までみました。

自宅な帰ると、カミサンが「どうだったお薦め度は?」
私、「お薦め度マイナス★4つ半」

posted by 西沢 at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ