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2019年06月30日

京都の旅は卒業、これからはゆっくり、のんびりの奈良の田舎へ

定年退職したご夫婦の旅行先は、まずは京都というのが定番です。
春の京都の寺社仏閣の桜の美しさは、関東首都圏の公園・河川の土手の桜とは違った絢爛さ、華やかさがあります。
また、京都の紅葉は、計算して造られた庭園の紅葉美として数百年の歴史があり、東日本の自然の山々・渓谷の紅葉と全く違い、退職後始めて秋に旅した時の東山「永観堂」の美しさは、55年生きてきて初めて知る日本の紅葉の美しさでした。

na01.jpg退職後、毎年、春と秋の2回と、三大祭りの時期に旅するようになりました。
退職して16年経過し、私たち夫婦の間では、海外特に、ハワイ・ホノルルを卒業したように、今、京都卒業時期を迎えています。
京都卒業の理由としては
・定宿としていた、鴨川に近い河原町三条のホテルが確保出来なくなったこと。
・アジアを中心とした外国人観光客の増加で、何処へ行っても、静かな京都が少なくなったこと
と云う、インバウンド(「inbound」からきている言葉で、内向きに入ってくるという意味が転じて旅行関連では外国人が訪日することを指す。)の皆様に失礼な、勝手な理由なのでが・・・・

16年前に比べて、圧倒的にアジア系の観光客が増えました。
その影響で、定宿としていた京都市内観光に絶好なロケーションと、60代夫婦にお似合いのある程度のレベルの宿が、私たちの予算の範囲から大きく外れてしまいました。
どこのホテルも外国人団体客でいっぱいです。
16年前も確かに外国人団体客はいたものの、西欧人グループが多かったのですが、今や、どのホテルのロビーも、広東語・北京語を声高に話す、中華系の人達でいつぱいです。
これは、日本・京都に限ったことではなく、ハワイ・ワイキキも同じです。
私たちが年に2回行っていた、ワイキキのお気に入り、リーズナブルなホテルも、中華資本に買収され、ロビーは南国に浮かれたお行儀の悪い、中華系の団体客でいっぱいになってしまいました。

私は特に人種偏見がある訳ではありません。
アジアの国々、特に今まで長年旅してきたタイやマレーシア・インドネシアの中産階級の人々が、日本に観光で来れる状況を微笑ましく、嬉しく感じていました。
しかし、中国の経済成長に国民の民度、成熟度、公共マナーが追い付いていないのが起因で、ヒンシュクを買っているのは確かです。しかし、それも私たち日本社会が過去に通ってきた同じ路なのです。何時か、静かな、落ち着いた京都に戻ってくるのを期待して、当分、京都は卒業です。

na02.jpgで、奈良なんですか?
奈良は高校の修学旅行が初めてで、その後退職してから二度きており、今回が四回目です。
奈良には、そんな喧しい外国人はいないのか?
いいえ、やはり奈良の観光名所、東大寺・奈良公園は、遠く数十メール先から大きな声で話す広東語・北京語が聞こえてきます。京都ほどではない・・・程度です。

今回の奈良は、梅雨入りが遅れている西日本の奈良の静かな田舎を廻るのが目的でした。
これほど多い、外国人観光客、特に中華系団体客なかで、全くその姿を見かけない観光名所がありました。
奈良市内では西ノ京を中心とした、「薬師寺」、「唐招提寺」は個人旅行と思われる、ご夫婦や女性の一人旅姿が多く見受けられました。
ここでは、若干の西欧人観光客はいるものの、中華系団体客は皆無でした。
大和西大寺を中心とした、平城京跡に至っては、外国人観光客は皆無でした。
どうやら、インスタ映えする風景もなく、トリップアドバイザーにも記載が少ないのが原因でしょう。私たち日本人にとっては、子供の頃から歴史教科書に登場し、誰でもが知っている一度は訪れてみたい場所なのですが。

飛鳥路もまた、na04.jpg外国人観光客の姿はありませんでした。飛鳥路は退職したその年の晩秋を、ゆっくりと歩いたことがあります。その時に、カミサンが気に入ったのでしょう。
今回の旅のメインとしてこの飛鳥路と、今年のJR東海のキャンペーン寺「長谷寺」「室生寺」を一日で廻る計画をたてました。

免許証のない私たち夫婦の足は、公共交通機関しかありません。
奈良市内のホテルを8時前に出て、最初の目的地「キトラ古墳」へ向かいました。
「キトラ古墳」の最寄り駅は、近鉄吉野線の「壺阪山」です。
ここから歩い15分で、古墳公園に到着します。
空は快晴、飛鳥路の山々は新緑が映え、田圃はちょうど田植えの時期でした。
「キトラ・亀虎」の大目玉は、四神館と云う資料展示館なのです。
現地に到着して開館が9:30と知りました。
私たちは9:21分のバスで次の高松塚古墳に行かなくては、本日の最終目的地「室生寺」のバスに間に合わないのです。
キトラ古墳の外観だけを画像に納めて、バスで高松塚古墳に向かいました。

高松塚古墳は、当然ながら内部には入れませんが、展示館は開いていました。
高松塚古墳は、周辺の広大な土地を国が買い入れ、まるで公園のように整えられ、新緑の緑のなか、静かにゆっくり贅沢な時間を過ごせました。

na03.jpg高松塚から石舞台へ向かいます。
前回15年前に来た時は、周遊バスはまだなく、明日香村のあぜ道を歩いて行ったのですが、今回は、事前にネットで周遊バス時刻表を手に入れ、バスで向かいました。
二度目の石舞台の目的は、先月購入した新しいジンバル・ビデオカメラの撮影です。
如何に水平を保ち、ブレなく、石舞台の周辺を一周する動画が撮れるかのテスト撮影でした。
出来上がったものは、後日、ユーチューブにUPします。

飛鳥路の散策を終え、近鉄「橿原神宮」・「大和八木」で乗換、「長谷寺」に向かいました。
長谷寺駅で、次に向かう「室生寺」の最寄り駅「室生口大野」への時刻表を尋ねた時、衝撃の事実を知らされました。
私たちの予定では、「長谷寺」で下車して、長谷寺観光を1時間として、次に室生寺に向かう予定でしたが、
1,近鉄大阪線「長谷寺」駅から「長谷寺」までは、徒歩20分はかかり、長谷寺は広大なので、山門から本堂までは、登りで
どんなに健脚で、大急ぎでお参りしても、駅から長谷寺往復は2時間は必要であること
2,室生寺の最寄り駅は「室生口大野」であるが、徒歩では室生寺までは行けない、徒歩だと1時間以上の登山となる。
 バスはあるが、1時間に1本だけ、帰りの最終バスは室生寺発16:30だから帰りは歩くことになる、バスで15分の距離だから
 1時間以上かかると思うと云われました。

nara05.jpg最寄り駅までルート、時間は調べていましたが、お寺と駅の間にそんなに距離、高低差があることを思いもつきませんでした。
つい最近まで、バスで15分なら歩けるという意識でしたが、古稀を過ぎ、極端に筋力が落ち込んできている今、一時間以上の登りは、ご遠慮致します、との心境です。

今回は、室生寺を中止して、ゆっくりと「長谷寺」の紫陽花と「大回廊」を撮影して私たちの2泊3日の大和路の旅は終りました。

posted by 西沢 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ