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2019年04月24日

年金リタイヤシニアの憂鬱、4月は年金支給月なれど

16年前、55才で早期・勝手に退職した当時、月末でもないのに朝から銀行CDコーナーに並んでいる人たちをみて、何なんだろうと、不思議に思って見ていました。
銀行CDコーナーが混むのは、サラリーマンの給料日の25日前後や、月末なのは解りますが、月半ばなのにどうして・・・後から、年金支給日であることが判明。納得しました。
若い頃、南米ブエノスアイレス勤務時代に開店前の朝早くから銀行に並んでいるお年寄りを見て、質問した時と同じ答え、光景なのです。

nenkin01.jpg団塊世代の私たちの厚生年金満額受け取り時は63才でした。
55才から63才まで、偶数月の15日は全く無縁の生活が8年間続きました。
その間、60才から僅かですが、厚生年金基金があったりはしましたが、そもそも早期退職を計画した段階で公的年金が退職後、老後の生活生活に占める割合は他の方よりは少なかったです。

そもそも、海外から戻ってきて、日本社会の年金制度に加入したのが30才で、退職は55才、満25年しか掛けていませんので、政府系公的年金額は然したる額ではないのは、解っていました。
カミサンにしても、私と同じで長期海外旅行好きの為、休めないと、頻繁に職場を替え、後半は国民年金でしたから私たち二人の満期受取金額は、辛うじて全勤労者所帯の平均程度270万弱です。

この金額でシニア二人は生活出来るか?
月にすると、23万円。慎ましやかな生活、食べて、寝て、幾らか趣味のお小遣いなら出来ます。
私たちの1か月の基本生活費は
食 費   60,000円
雑 費   10,000円
光熱費  35,000円
住居費  35,000円
夫小遣  30,000円
妻小遣  30,000円 合計200,000円です。
退職した、16年前と全く変わっていません。
消費税の値上げ、一分物価の上昇は有ったものの、やってこれたのは、日本経済のゆるやかなデフレの恩恵です。
年金生活者の一番の敵、恐れるものはインフレです。
私は、若い頃南米で何度もこの、インフレ、ハイパーインフレ、銀行に並ぶ長蛇の年金生活者を見てきましたし、ソビエト崩壊後のインフレによる、年金生活者の困窮を目にしてきました。

今のところ、団塊代世代はラッキーなのです。
一番働き盛りの時、30代後半から40代がバブル全盛期で、収入も高かった為、25年しか働いたいないのに、全勤労者の平均的な年金を得ているのですから。

しかし、年間270万円では生活していけないのは、あきらかです。nenkin02.jpg
特に、この4月なると、毎月の費用以外の支払いが発生します。
介護保険や国民健康保険は、自動引き落とし、天引きされていますから特に4月と云っても影響ないのですが我が家の場合は四月は
・固定資産税
・火災保険料
・貸金庫年間費用
 
これらを年金口座からは支払い出来ません、足りません。
年金だけで生活出来ないことは、最初から分かっていました。

生活をするという事は、食って、寝て時々趣味のクラブへ行く費用だけではないのです。
・年老いてゆく二人の医療費
・冠婚葬祭費
・教養娯楽費(我が家の場合、旅行)
・耐久消費財維持費用

 ※金食い虫の車がないのは楽ですが

寝て、食って、光熱費、住居費は、偶数月の年金口座で賄えます。
我が家では、4月新年度にあたり、毎年、これらの費用をどの口座から取り崩していくか二人で話しています。
16年前に潤沢?にあった老後消費生活の口座は、ひとつ、また一つと無くなっていくのが、ここ数年4月の憂鬱なのです
タグ:年金支給月
posted by 西沢 at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ