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2019年09月26日

国連環境会議、スウェーデン高校生の一言「how dare you」

「よくもそんなことを」先日、世界を駆け巡った英語です。
国連環境会議でスピーチしたスウェーデンの高校生少女の言葉
それにしても・・・何で彼女はあんなに英語しゃべれるのか?

globe01.jpg古い、旅仲間の友人の話を思い出しました。
彼女は日本の超エリート医科大出身の研究者で、70年代にスウェーデンに留学していました。
当初、ストックホルムでは、アジア人女性として好機の目、セックスの対象、難民として見られ、嫌な思いを沢山したと云います。
その当時、大量のベトナム難民を受け入れており、労働者階級を中心に、何で我々の高い税金を使って、彼らを養っていかねばならないのかアメリカがどうにかしろ、肩代わりさせろと云う意見が多かったのです。

これらの難民は、文法が世界一難しいと云われるスウェーデン語はもちろん、公用語化しつつあった英語もしゃべれず、低所得者階層からの差別の対象となっていたのです。
日本の医学会のエリートの彼女も同じアジア人、それも大柄の北欧男性の好奇心を満たす、柄、スレンダー、黒髪の無知にもみえるアジア人女性で、彼女は当初、町を歩くのも嫌だったと云います。
何時から変わったのと聞くと、彼女が英語・スウェーデン語が話せるのが解ってから、そして、身分証明書が発行されてからは、全く相手の対応が違って、却ってがっかりした。「王立医学研究所ドクター」のドクメントで全て変わったのよ。と

スウェーデン人は何故英語がはなせるのか?
スウェーデン語は、英語と同じゲルマン語系なので、細かい文法は違うけど同じ語源の単語が多いので、小学校からの英語授業で普通に話せるようになってるし、スウェーデン企業のほとんどは、社内公用語は英語となっているそうで、16才の高校生が国連スピーチ出来るのは、ごく当たり前にようです。

私は、20代前半を南米アルゼンチンで過ごしました。
スペイン語は学校で一年間しっかりと基礎をやって行きましたので、最初から一般的な会話には不自由しませんでした。しかし、新聞の大見出しは理解しても、社説や解説などの記事は、辞書首っ引きでないと解りませんでした。
TVのニュースにしても、映像がないと、細かいところまでは解りませんでした。
若い頃なら、直ぐに話せるようになる、と云う神話がありますが、それはほんの小学生低学年レベルの話で、二十歳を過ぎてからの外国語習得はそれなりの、相当の努力をしないと、完璧にマスターは出来ません。

アルゼンチンは移民の国で、多くのラテン系の人々が暮らしています。
同じラテン語系のイタリア人は、1か月でペラペラに話せるようになると云います。
確かに、文法も単語もほぼ似たものが多いので、納得です。
同じラテン語系のフランス人は、発音が違いますが、ほぼ1年で不自由しないで話せるようになります。TVの外国人旅行者に密着する番組では、ほとんどの北欧系、ラテン系、の人々が英語で答えていますが、全ての西欧系の人々が話せるわけではなく、海外を個人・自由旅行で旅する、一部の人間だけと思ったほうが良いでしょう。

私の英語の先生のアメリカ人が常々言っていました。
同じゲルマン語系のドイツ人はみんな、英語が話せるけど、アメリカ人でドイツ語を話せる人は少ないアメリカ人の第2外国語はほぼスペイン語と決まっている。
何故か?理由は必要だから。
メキシコと国境を接しているし、移民を受け入れているアメリカ、特に西海岸で生活するには、隣近所の同胞でもあるラテン系の人々との付き合いで、話す機会が多いから。

何故、日本人は英語が苦手なのか?
英語を話す必要がないからだ、が、かの先生の結論です。
アジア、アフリカ、ヨーロッパの人々は、英語が喋れるのが、直接自分の生活、人生、に必要だから。日本人は、経済大国で自立した国家だから、日本語だけでもやっていける稀な国、と云います。

余談・・・・
日本人以外に、自国語だけしか話せない国民は何処?
アメリカ人です。だって必要がないからです。
昔、イースター島に行ったことがあります。
島に一つしか外国人用のホテルがなかった時代です。
レストランもなく、食事は全てホテルでとるのですが、自然とレストランで外国人旅行者と同席することになります。
フランス人新婚カップル、イタリア人富豪夫妻、ブラジル人夫婦、カナダ人の女性一人旅、スペイン人青年、アメリカ人男性、地元チリ人夫婦、そして私たち日本人夫婦、食事の会話はいつしか、スペイン語グループ、英語グループに分かれるようになります。

その2つのグループ間でも言葉が飛び交うようになります。
私も含めこの当時のイースター島を旅する旅行者は自国語以外、最低2か国語は喋れるのが当たり前でした。孤立するのは、アメリカ人男性でした。彼は、英語しか話せないからです。

現代の政治リーダーの地球環境にたいする政策・施策が、今の子供たちの将来に如何に大きく影響を与えるのかこのスウェーデンの16才の高校生少女を訴えているのです。
「how dare you」と。
posted by 西沢 at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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