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2019年08月02日

時代の分岐点、ネットで議席獲得した「れいわ」と「N国」と大手週刊誌の記事内容

2019年の広告業界の発表によると、日本の媒体別宣伝広告費はついに、地上波TVメディアを超えたと報じています。


そして、今回の参議院選で山本太郎率いる「れいわ新選組」と「NHKから国民を守る党」が議席を獲得しました。
「れいわ新選組」はもともとの議員山本太郎が変遷を経て、参議院選の為に結党した政治結社であり、主義主張もある程度は知っていました。
しかし、「NHKから国民を守る党」ってなんだ、何処かの泡沫候補、売名の団体結社なのか?
シニア世代層の私たちが全く知らない政治政党が、参議院選で1議席を獲得したのです。

「N国」が議席を獲得した手法は?
この政治結社の候補者選出の基準は、政治理念や自己資金力ではなく、ネット発信力とくにユーチューブ動画のアカウントを持つている人物が最低の基準だったとそうです。
従来の政党の選挙活動、組織、人材、資金力による街頭演説、ポスター、電話攻勢、そしてどぶ板握手作戦は全くせずネットによるSNS、ユーチューブによる直接の訴え、発信力でした。
しかし、かなりネットに精通していると自負している、団塊世代のおじさんである私は、この政党の名前は、開票後まで全く知りませんでした。
投票した人達はどんな世代の人達なのでしょうか?、男性なの女性なの?
もしかすると、数年後振返ってみると、2019年のこの選挙がネットと大手マスメディアの分岐点だったのかも知れません。

それにしても、大手メディアも既存勢力もしぶとく、やり返しています。
正式名称「NHKから国民を守る党」を「N国」と略称を使って、無視しているのですから。少なくとも、ネット上ではNHKのキーワードで「N国」は当分ひっかからないでしょうから。ひそかな抵抗をみせているのです。

そして、今週の新聞紙上の「週刊朝日」の広告を見て、考えさせられました。
net02.jpg
週刊朝日は、誰が買うのか?
記事内容からはっきりと読み取られます。

・65才からのシルバーウイーク
 週4日、時給1,000円で駐車場案内 
 日本語教師で月10万円
 仕事が引きこもり防止に

・要介護でも楽しめる観光地一覧
 脳出血で要介護5でも念願のウィーン旅行へ
 旅行日を決めて計画的にリハビリ
 バリアフリーの出雲大社、沖縄ビーチ

・人工透析のいい病院
 慢性腎臓病を進行させない治療法
 自己診断で薬中止が悪化を招く
 肥満、高血圧、足のむくみ、痛風は危険サイン

・名医が監修「痛み、病気の逆引き辞典」
 左肩や腕が痛い⇒急性心筋梗塞
 冷や汗、息を吸うと強まる胸痛⇒肺塞栓症
 腹部から背中の激痛⇒腹部大動脈りゅう破裂
 食後8時間以上経過の腹痛や吐き気⇒急性膵炎

・病院、老人ホームが消える街
 人口減で病院が半減、救急車も20キロ先の病院へ。
 人手不足で介護事業、老人ホームも運営できず。
 デパート、ショッピングモール、スタバも街からなくなる。

大手朝刊紙に掲載された週刊朝日の広告です。
どんな購買層をターゲットとしているかは、一目瞭然。
20代から40代の若者が手に取り、420円払って買う確率は、1%もないでしょう。
週刊誌を買うと云われている、40代から60代の通勤サラリーマン男性はどうでしょうか?
昔は、書店店頭で立ち読みできましたが、今の書店ではラップが包装されていたり、或いは週刊誌売り場が会計レジの真ん前、横で立ち読みしづらい環境になっています。
少しは興味が惹かれて立ち読みするのは、コンビニのアダルト書籍スペース横でしょう。
先ずはこれらの世代の人達は、この週刊誌の記事をスマホ・PCで検索し概略を知る程度でしょう。

実際に手に取り、この週刊誌に420円払って購買する世代は・・・
ネットで見るよりも、印刷されたものをじっくりと読みたい世代、そうリタイヤシニア層、特に60代前半から後半の私たちの世代なのでしょう。
こんな世代に偏った特集記事と、表紙に水着姿の美女の感覚では、週刊朝日は早晩、消えていまのではないでしょうか?

小説も、映画も、音楽も、銀行も、保険も、住まいも、日々の買い物も、全てネット経由の時代が、こんなにも早く、自分の生きてる間に必須になると思いもよりませんでした。
私は何とかなりますが、私が逝ったあとの我が家のカミサンが心配です。

posted by 西沢 at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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