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2019年06月03日

新・日本の階級社会と云う本を斜め読みしてみました。

本の内容は・・・
かつて日本には、「一億総中流」といわれた時代がありました。高度成長の恩恵で、日本は国民のほとんどが豊かな暮らしを送る格差の小さい社会だとみなされていました。
しかし、それも今や昔の話です。
1980年代から始まった格差の拡大が40年近く放置された結果、国民の身分が固定化され、もはや「格差」ではなく「階級」となってます。
「一億総中流」社会は完全に消失
・資本家階級の子息は資本家階級になりやすい
・中間層は「上昇」出来ず、子供は下の階級に転落
・男性の3割が経済的に理由で結婚できない
・非正規労働者の平均年収は200万未満
・労働者階級内が分裂、900万人の下層階級(アンダークラス)が新たに誕生

かなりセンセーショナルな書き方ですが、頷けるのは確かです。
最近の新聞紙上で目に付くのが、私たち団塊世代前後の子供たちが「ロストジェネレーション」と呼ばれていることです。
「ロスジェネ」は「ロスト・ジェネレーション」の略です。つまり失われた世代という意味になります。

この「ロスジェネ世代」にあてはまるのはバブル崩壊後から約10年間の期間に就職活動をした人たちのことです。
つまり、1970年〜1982年頃に生まれた世代がそう呼ばれているのです。
大学卒業時、就職活動時期の日本経済の落ち込みで、就職氷河期と云われたこの世代の、私たちの子供、甥っ子世代は日本経済が持ち直し、好景気と呼ばれるようになっても、新卒中心の採用が定着した日本の企業にとっては、戦力外の世代、下層階級(アンダークラス)として定着してしまったのです。

私たちが現役時代、階級格差は全く感じませんでした。
退職後「鎌倉」と土地に住んでから、いわゆる良家の子女の存在を知ることになりました。
現役時代は、同じような学歴環境、資産環境、年齢環境の仲間として仕事してきましたが、退職に住み着いた鎌倉では、今までの社会生活では接触することのなかった人々と接する機会が多くなりました。
一番違うなと感じたのが、学歴です。
地方出身の団塊世代の大学進学率は20%未満でした。
しかし、鎌倉で出会う同じ世代の男性の進学率はほぼ100%近く、それも東京都内の偏差値の高い有名大学ばかりです。
そして、その子供たちも、地方に住む私の兄弟の子供たちから見れば、目もくらむばかりの大学有名大学にストレートで入り、就職先も誰でもが知っている大企業の名が連なっています。
NPOやNGOで一緒になる、同じ団塊世代の女性にしても、ほぼ半数は学卒でした。
確かに場所柄ということが影響しているのは間違いありません。が、この本に書かれている、親の学歴、収入の差は確実に子供世代に受け継がれてするのをもはっきりとこの目で見ています。

結婚にしても、私たちの世代では、この人と一緒に人生を歩みたいと願って結婚するのが当たり前、その前の世代の結婚は「家と家のつながり」、「つり合った家柄同志」、「同じような家庭環境」が望ましいと云われていたのを、無視した訳でもなく自然と同じ、今でいう階層を選んで来たのかもしれませんが、この年齢になると、昔から先人が云ってきた意味が解るように
なってきています。

いつの間に日本はこんな階級社会になってしまったのか?
成り上がり、のし上がって行くの無理な社会なのでしょうか?
あとは、こうなったら資本主義も金次第、ジャパンドリームはあるのでしょうか?
posted by 西沢 at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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