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2019年04月21日

南東北、七つの桜名所の旅、三春滝桜・花見山公園・会津若松鶴ヶ城

団体パック旅行と云うと、一日中バスのなかの時間が長く、さして興味も撮影意欲も湧かない場所に連れて行かれ、 大の大人が、添乗員の掲げる旗の元、ゾロゾロとついて行く、主催会社のバッチをつけた、少々くたびれた感じの 老人・中高年の集団と云うイメージが強く、
「あれは点と点を移動し、連れて行かれる、大人の遠足であって旅ではない」
と豪語していた私ですが、あまりの安さと、行きたかった目的地がぴったりと一致してしまい、ついついパソコン上 で「ポチ」とクリックしてしまいました。

02.jpg白河小峰城
36名が降り立ったのは、新幹線JR新白川駅です。
この時期、阪急・クラプリの団体パック大手二社を迎えるバスは、新白河駅前にざっと見ただけで 10数台は見えました。
桜の名所、日本百名城の一つであることは、全くしりませんでした。
次の目的地三春の途中に程度と考えていませんでしたが、確かに名城です。
このお城が名城である由縁は、石垣の美しさです。
この日まで知りませんでしたが、2011年東日本大震災でこのお城の石垣が大きく崩れたのです。そう、あの熊本城と 同じなのです。そして、8年後の今年、私たちが訪れた翌週、4月21日修復完成披露がされると、ボランティアガイド の方のお話でした。
ここで培った城壁修復技術が現在、熊本で活かされているそうです。
今回のツァーでは、日本百名城を4つ見ましたが、最初に訪れたここが、桜と共に一番良かったです。

01.jpg三春滝桜
現役時代、福島浜通りに点在する某メーカーの工場建設を担当して月に何度も、東北自動車道から、いわき、浪江、 に通っていた頃、三春町を通り「三春滝桜」の看板を目にしていましたが、その頃は仕事オンリーで、全く 興味がなかったのですが、退職し、海外ロングステイを卒業し、日本国内に切り替えてからは、いつかは行きたい、見たい リストに登録してから、やっと来れました。
いろいろ旅好きの友人に聞くと、個人レベルで行くには交通アクセス事情が悪いとか、何度か行ったが、 早すぎたり、遅すぎたり、天気が悪かったり、パーフェクトな状態の「三春滝桜」は見ていない、という話が 多かったのですが、今回、初めてですが、開花状況もお天気も奇跡的に完璧でした。
観光客でごった返しているとの情報がありました。
確かに駐車場には、何十台ものツァーバスが停まっていましたが、この阪急のツァーでの最大目玉なので 滞在時間は1時間以上とられており、ゆっくりと、この日本三大桜の撮影は満足いくものでした。
03.jpg花見山公園
花見山公園は、旅行会社の桜ツァーパンフレツトで私が目にするようになったのは、ここ数年のことです。 聞いていた情報は、生け花用の花木を生産する花卉園芸農家の山で、所有する山に多くの花木を植えている のを、昔写真家の「秋山正太郎」がこの地を訪れ、「福島の桃源郷」と紹介したのが始まりのようです。 この山のオーナーが、この山を無料で一般公開してから、人気となり、毎年この季節全国からツァーバスが 集まるようになった地です。
花見山が人気になるにつれ、この地の花木を中心とする花卉園芸家たちも、全国から訪れる観光客の為に 周辺を整備し、各園芸農家の花木の庭を眺められるようにして、今日に至っています。
花見山は遠くから眺めると、吉野千本桜のように、様々なピンクの桜に彩られ、そこに桃や梅が 一斉に咲き誇る様は、まさに桃源郷と呼ばれる所以です。
桃源郷を撮ったサイトを紹介します。 美しい日本、この一枚
http://kono1.jp/landscape/landscape13551

一日目
朝、東京駅7時45分の新幹線で新白河で下車し、福島県中通りの3ヶ所の桜名所を巡って、 この日の宿泊地、裏磐梯のホテルに入ったのは、夜でした。
二日目
朝、ホテルの外は昨夜の低気圧で雪景色に変わっていましたが、空は青空、この日は、福島の会津地方の 桜を巡り、山形まで足を延ばし、最後は再び福島中通りに戻って、最後は二本松霞城です。

05.jpg会津若松鶴ヶ城
福島の気候は、太平洋側の浜通り、真ん中の中通り、阿武隈山地を超えた、会津に分かれます。
このツァーに出る前から、毎日、ネットで七つの桜名所の開花状況をチェツクしていまたが、ツァー二日目の 会津の桜は絶望視していました。
4月16日、実際に鶴ヶ城に入ると、ネットの情報、予想よりは咲いていましたが3分〜5分咲きといった状況でした。 画像の手前の開花している桜は、染井吉野よりもかなり早咲きの「高遠小彼岸桜」です。
やはり、会津は同じ福島でも、浜通り、中通りと違ってかなり寒いのでしょう。

04.jpg喜多方日中線枝垂れ桜
今回の桜ツァーで、「三春滝桜」の次に期待していたのが、喜多方の枝垂れ桜でした。実は昨年は弘前の桜と 一緒に廻る予定でしたが、弘前の桜に照準を絞っていたので4月26日、喜多方はすでに終わっていて 素通りしたのです。
今回の桜ツァーのチラシを見た時、昨年開花状況を思い出し、もしかすると「三春滝桜」と「喜多方の枝垂れ桜」 を同時に見れるかと、期待したのですが、4月16日、昨年よりも10日早いのですが、やはり無理でした。
ネットの情報どおり、蕾状態でした。
桜は難しい・・・お天気が良く、満開の桜映像を撮るには、団体パック旅行は無理と云うことを改めて知らされた喜多方でした。

06.jpg山形霞(が)城
山形霞城は、喜多方よりもかなり北にありますし、2週間前、銀山温泉の帰りに寄っていましたので、ここも 先ず、90%咲いていないだろうと、あきらめていたのですが・・・
ツァーガイドがバスの中から、山形霞城公園事務所に電話で問い合わせると、7分から1分満開と云うのです、 あの固い蕾だった桜が2週間で満開・・とは、半信半疑で行ってみると、会津若松鶴ヶ城とは大違い、お堀には 霞城の名に恥じず、満開の桜が映っています。
二週間前の3月28日、寒々としたお城が、4月16日、2週間後に桜満開とは。
もしかすると、東北の桜は、関東首都圏と違って、蕾から満開が早いのかもしれません。

07.jpg二本松霞(かすみ)城
このツァー最後の桜の名所、二本松霞(かすみ)城に着いたのは、陽が傾き始めた5時半を廻っていました。 そして、今回の桜ツァーのお城のなかで唯一の山城なのです。
城郭全体が東を向きで、東に大手門があり、桜も大手門から沿って天守方面に植えられているので、せっかくの 霞のように大量が満開なのに、映像的には全く使い物になりませんでした。
6時を過ぎてぼんぼり提灯に灯りがはいり、何とか「絵」にはなりましたが、かなり残念でした。

Post script
16年ぶりの団体パックツァーでした。
帰りの新幹線は20時18分、新白川駅の待合室は、クラブツーリズムと阪急の団体客で溢れ、待合室の椅子の奪い合いの状態、 帰りの夜のお弁当を立ちながら食べる人までいます。
このツァーについてのお客様アンケート用紙が配られました。
添乗員の女性はとても気配りのきく方で満足でしたが、どう考えても、桜の開花時期の違う7か所を2日で 廻る、ツアー構成、日程に疑問があることと、やはり映像をやる人間には1ケ所の滞在時間が短い、 お城の撮影には、陽の向きを考慮した時間設定が必要だと、勝手なことを書いて提出しました。
やはり、桜を撮影するのが目的の人間は、団体パックツァーはダメなんだと、改めて実感しました。 でも、この安さは魅力なんですが・・・。

今週、再び会津と喜多方へ出かけます。リベンジです。
カミサンは呆れて行かないので、一人です。
交通費は新幹線と在来線往復、18,000円です。
団体ツァーが一泊2日4食、入場料、移動費込々で29,900円ですから、如何に個人自由旅行が高いかは 解りますが、もうこの先、何回桜を見れるか解らない年ごろですから、好きなことにお金を使おうと 考えを改めました。
そのうち、喜多方、日中線の素晴らしい枝垂れ桜の映像が撮りましたらUP致します。
posted by 西沢 at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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