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2019年03月31日

新語「8050問題」とは、
新たな社会の課題「ひきこもり、孤立と困窮」

団塊世代の退職後、老後の生き方、過ごし方をテーマにしたホームページを運営しているせいか、新聞・マスコミ各紙の記事には丁寧に目を通しています。
3月30日の朝日新聞一面のサブ中見出し「ひきこもり、長期高齢化」、「中高年61万人、20年以上19%」に目が留まりました。
一面の記事の詳細は三面で詳しく紹介する、かなりの力の入れようで、読んでみました。

「8050問題」とは何だ、解説では

全国61.3万人、40〜64才の中高年ひきこもりの広がりが内閣府の推計で初めてあきらかになった。
老いて行く親とひきこもる子の孤立と困窮は、80代の親と50代の未婚の子の世帯の困窮という意味で「8050問題」とも呼ばれる、どう支援していくか、新たな社会の課題となっている



ひきこもりの定義とは、今回の調査では

仕事や学校など社会参加を避けて、家にいる状態が半年以上続くことこうした人たちを把握するため、今回の調査では、
段は家にいるが近所のコンビニなどに出かける人らも「ひきこもり」とみなした。
加えて、これまで一律に除外していた専業主婦(夫)や家事手伝いの人で、最近半年間に家族以外と会話がほとんどなかったと解る場合、今回から「ひきこもり」に含めている。



「ひ老会」(ひきこもりと老いを考える会)
そんなネーミングの会が紙面で紹介されていました。
ひきこもりの高齢化に直面する40代以上の当事者、経験者が集う交流の場のようです。

・親亡きあと、息子が一人で行きねばならない期間を35年間とし「餓死しない」程度の蓄えを残さねば・・・
・年末年始、一言もしゃべらずに過ごしたと云うシニア男性
・中高年のひきこもりにとって自分の死をどうするかかが悩み。それ以前に認知症になったらどうしよう。



8050a.jpg「8050問題」は現在70代団塊世代がかかえる「7040問題」のすぐ先にあるのです。
私たち団塊世代の抱える老後の問題点の一つに「未婚・非正規就労の団塊ジュニア」問題があります。この私たちの世代の子供たち団塊ジュニアは時代に翻弄され続けてきました。
大学卒業時の就職氷河期、それに続く小泉政権による非正規雇用業種の拡大、女性の社会進出による晩婚化、非婚化、長引く経済成長低迷期。
親世代の私たち昭和生まれの世代は子供の能力・努力の問題と捉えており、自己責任、と考えていました。
私と同じ70代の家庭にはかなり高い割合で、非正規・独身の息子さん、お嬢さん、或いは離婚して孫を連れて戻って
娘さんと同居してる団塊同世代家庭は多いのです。

8050b.jpgひきこもりの定義を当て嵌めれば、子供たちの世代の問題だけではなく、シニア男性にも当てはまるのです。
・1日家族以外の人と会話したことがない考えて
・外出は近くのコンビニ程度
・外界からの情報は、新聞・TV・インターネットのみ
・地元コミュニテイの接触はなし
相当の努力をしないと、70代に入った団塊世代は、世の中、政府機関からみれば「ひきこもり」と見られるのでしょう。


最後に
「ひきこもりは個人や家族の問題と捉えられ、偏見は根強いが、社会全体の課題」と結んでいました。でも、古稀を過ぎると、積極的に出歩くよりも、自宅の自分の部屋が一番居心地の良いの確かな事実なのですが。



posted by 西沢 at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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