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2019年01月18日

災害大国日本、阪神淡路大震災・大事件。あの頃何をしていたのか思い出す日々

阪神淡路大震災1995年、1月17日早朝。高速道路が横倒しになっている衝撃的な映像を自宅のTVで見ていた。今でも月曜日の朝ということを鮮明に覚えている。
地下鉄サリン事件、同じ年1995年3月20日の朝、あの日も月曜日だった。
東日本大震災、2011年3月11日、午後2時46分、あの日は金曜日だった。

年寄りは、昔の思い出ばかりを繰り返し話す。
若い頃は、そう思っていた。
しかし、古稀を境にして、自分がそうなって来たのを今、実感している。

jiken01.jpg確かに、新聞記事で阪神淡路大震災から24年と云う記事を見ると、あの日の朝のことが鮮明によみがえる。
そして、反射的に当時の自分は何歳だったのか計算してしてしまう。
今、70才だから24を引くと・・・子供の頃からソロバンが得意だったので暗算をしようとおもうと、直ぐに答えがでてこない、たった二桁の引き算なのに。46才だったのか。
月曜日と云うのは良く覚えている。
当時担当していたオフィスビルの竣工が迫っていて、一番忙しい時期を迎えていた。
客先の担当者は大坂の人間だった。
1995年、関東首都圏はまだバブル時の受注が残っていて忙しかったが、関西では関空の完成後、建設業界は落ち込み、人手が余り、大阪支社の人間が関東に応援に来ていた。
彼は私と同い年で、単身赴任で東京で働いていたが、ひと月に一度、土曜日に関西の家庭に帰り、月曜日の朝一番の新幹線に乗り、現場の朝礼にでるような生活をしていた。

この日のTV画面を見て、彼は当分現場には来れないだろうと思った。
普段、私は立場上、現場の朝礼に出る必要はなかったのだが、彼が戻れるまでは朝からでて、指示・打合せが必要と判断し、何時もよりも早めに自宅をでたのを覚えている。
その日、現場ではこの大地震の話題でいっぱいだったが、午後になると、日本を代表する大手ゼネコン・電気・設備の社員が集中するこの現場に、ポケベルの着信音が鳴り響いていた。
関西への応援と、その後の復興事業を見越した、人員配置の連絡だった。
夕方、現場を仕舞う頃に、その大坂の担当者が現れ、現場はびっくりした。

早朝、新幹線の神戸駅に向かう途中が震災にあったそうで、怪我もなく、駅に着いたが勿論新幹線はストップ、街中は騒然としていて、取り敢えず家族が心配で歩いて自宅に向かったそうである。幸い、新築したばかりの家も家族も無事だった。
それではと、東京の竣工間近の現場が気になり、電話するが不通。

家族のことも心配だが、何とか、東京の現場に行かなくては・・・と。
建設業界の人間だから、電車・新幹線は当分無理なのは解る。
彼は、神戸から車で東京を目指すことにした。
大坂方面への道路は渋滞していたので、姫路方面から中国山地を縦断し、日本海を北上して、東京にたどり着いた。
現場事務所では本人も家族も無事で良かった。でもわざわざ無理して来なくても。との声が大半でした。日本のサラリーマンなんだな、としみじみ思ったのを覚えています。

jiken02.jpg今日このブログ書きだして、地下鉄サリン事件が同じ年、阪神淡路大震災の2ケ月後だったのに気がつき唖然としています。
あの日も月曜日でした。
当日の朝、地下鉄八丁堀駅近くのゼネコン事務所で早朝会議が予定されていました。
当時、お台場は野っ原で、再開発の為の交通手段、「ゆりかもめ」の建設中でした。
ゆりかもめの全駅を無人化し、空調を中央監視するシステムの開発設計の責任者だった私は、新駅の幾つかを受注するゼネコンの会議に呼ばれていたのです。
新橋駅に降り立った時、理由は良く解りませんでしたが既に地下鉄は停まっており、都営地下鉄だけが動いているというので、日本橋まで行って歩きました。
日本橋から予定していたビルの間は、上空はヘリコプターが飛び交い、新大橋通は緊急車両の赤い点滅ライトで溢れていました。
何とか、会議開始の時間に辿りついた時、「毒ガスは大丈夫でしたか?」と問われ、事件を知りました。後から考えてみると、その時予定していた出席者は私も含めて、全員会議開始の時間に間に合っていたのです。
あの後世に残る大事件のさなかにいても、サラリーマン・職業人・プロのプライド、責任感、日本人故の責任感がそうさせたのでしょう。
jiken03.jpg
東日本大震災はまだ過去の話、思い出として、シニア世代の私たちが語るには早すぎます。
まだ現実に起きて、継続していることなのですから。
時々、あの年の3月1日から書き始めたブログ、を読み返しています。忘れない為に。

http://www.tt.em-net.ne.jp/~soy7686/blog1.html




posted by 西沢 at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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