CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2018年12月14日

日本の監視社会 ハロウィーン軽トラ横転容疑者の特定の背景

昔、思い返すに社会に何か不満でも感じていたのでしょうか「完全犯罪」を夢想することに耽っていたことがありました。
如何に、人を傷つけず、特定個人に損害を与えず大金を手に入れるか・・・、そう東芝府中の三億円事件のように、一種の愉快犯、昔の鼠小僧のような犯罪を計画、実行する小説を書くことを妄想することを考えた時期がありました。

kansi02.jpgその時に考えたのが、現代の世の中、車を使った犯罪は絶対にダメだ。
日本の道路には無数の監視カメラがあり、24時間監視されていて追尾されて、証拠が残る。
電車・地下鉄・飛行機もだめだ。ゲートとか、入口には必ず監視カメラがある。
犯罪を犯したら、監視カメラのない裏道を歩くしかない。
そう思って、何時も歩く道路にの上を見上げて歩いたことがあります。
退職して、鎌倉に新しいマンションに越してきてからは、この夢想は萎んで行きました。
私の住むマンションの2か所の入口にも防犯用の監視カメラがあり、自分が管理組合の理事長になった時に、このカメラの盲点がないか、実際に管理業者と一緒に確認作業をしてみましたが、防犯カメラをスルーして自分のマンションに出入りすることが不可能と解り、長年の妄想は終わりました。

この妄想は遊びで終わりましたが、今日の新聞報道で、渋谷センター街の若者が少し、はしゃいで、羽目をはずした遊びが、TVニュースの動画として放送されのち、批判され・犯罪扱いされ後、犯人特定と云う形で逮捕されたと云う記事が目に留まりました。

警視庁捜査一課は11月半ばに容疑者を特定。
今月5日、横転と破壊行為の両方に関わった日本人4人を暴力行為等処罰法違反(共同機物損壊)の疑いで逮捕し、発表した。事件に関わったのは逮捕した4人を含む17才〜37才の男15人首都圏在住の日本人が10人、フランスなどで、外国籍が5人。横転だけに関わった11人は同容疑で、書類送検する方針だ。


確かに、人の車を囲んで横転させて損害を与えたのは、おぶざけとしては行き過ぎなのは解る。
しかし、どうやってあの渋谷センター街のあの人混み・群衆のなかから個人を特定し、しかも自宅まで割り出したのか?
それは、不思議で興味を覚えるとともに、恐怖も覚える。

kansi01.jpgアメリカや欧米、そして最大の監視社会の中国なら解らないでもないが、日本もそうなのか?
私たち昭和生まれ団塊おじさん達「7人の刑事」を見て育った世代は、あのセンター街の映像から、軽トラに乗ってはしゃいだ若者の顔時写真を手に持って、聞き込み捜査する刑事たちを想像するが、そうではないらしい。
軽トラ周辺にいた人物の動きを監視カメラで探り、移動先のカメラを探し、画像分析し特定し、さらにその先のカメラを探し出しすと云った「リレー形式」で、途中で入った建物、駅の改札カメラ、降りた駅を特定し、周辺道路のカメラから、自宅を割り出した
と云う。警視庁は「クレージー・ハロウィン2018」事件と名づけ、発生直後から殺人・凶悪事件などを担当する捜査一課を投入したようです。
これは、来年のラクビーワールドカップや二年後の東京五輪などを見越した、映像捜査の研修シミュレーションとして絶好の機会だった様子です。

何時も暮らす街中の目立たない道路のカメラは勿論のこと、コンビニの外を映し出すカメラ、ネットにあげているユーチューブの映像、個人のSNSやインスタまで、どうやら全て、データとして掌握されているようですし、それを人間の目で一つづつ検証するのではなく画像認識技術であるていどの所まで追いかけられる、日本の社会。
まるで、ハリウッドの近未来映画の世界が現実的に日本にも存在しているのを、知りました。

この私のブログも、キャンパンのブログランキングでは毎月、トップテンに入っているので、きっと監視対象に組み込まれているのでしょうね。
もう完全犯罪の妄想は、ベッドのなかだけに閉まっておきましょう。
posted by 西沢 at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック