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2018年10月29日

田舎の葬儀・葬式のやり方 妻の母親の葬儀に参列。

iei.pngカミサンの母親が亡くなり、北関東の実家での葬儀に参列してきました。
実家があるのは、今では北関東中堅都市の一部になっていますが、昭和・平成の大市町村合併以前○○村○○地区と呼ばれていた、田舎です。
現に、実家には市の水道は、遥か先の公道まではきていますが、敷地内手前で止まっており、勿論下水道はありません。

地区は、昔の隣組のような「班」と云うコミュニティ・組織があり、この地区に住む人々の
や暮らし、助け合いの他、行政の窓口の一部を背負っているようです。
平成30年にもなると、都会では、核家族化により「小さなお葬式」とか「家族葬」が増えていってますが、この母親の生まれた地区、及び実家を継ぐ、3人姉妹の三女の婿さんは、もっと山に近い地区の出身ですから親戚も多く、こじんまりとした、簡単な葬儀と云う訳にはいかないようです。

病院でなくなりましたが、入院中家に帰りたい云っていた母親の為に、その夜に実家に連れて帰り本葬まで一週間、葬儀社の手を借りて、仮祭壇を設け、毎日ドライアイスを交換して、ご近所の母親の友人などのお悔やみを受付していました。
葬儀の日程が決まったところで、「班」の全世帯主と伴侶が亡くなった実家に集まり、葬儀の段取り、時間割、役割分担を決めていたと、亡くなった直後から実家の応援に行っていたカミサンの話でした。

24年前に亡くなったこの家の父親の葬儀の時は、全て実家で執り行われましたが、今回は斎場で行われました。
通夜の席には、92才で亡くなった母親の葬儀とは思えないほど、80名近くが参列しました。
普通、喪主が地域リーダーであったり、現役で大きな会社のある程度の地位であったりすれば、義理でも多くの人が通夜に訪れるのですが、その両方でもない、ごく一般的な普通の家族ですのに。

後から聞いて解りました。
都会ではとてもそこまでは参列しない、遠い親戚までが参列しているのです。
あるご夫妻の場合は、亡くなった母親は、息子の嫁の祖母にあたります。
この地域ではごく当然、葬儀にでるのは必須の親戚関係だそうです。
葬儀に出なくても、お香典を出す範囲も、私たち都会に住むものとは全く違った基準でした。
私の兄からのお香典を、出すようにカミサンから頼まれました。
亡くなった義母は、兄から見ると、弟の伴侶の母親にあたります。
私の育った、地方とは云え県庁所在地の街中ては、よほど特別なことでもない限り、ましてや退職して年金生活をしている状況では、遠い知らない92才老衰の女性に香典を出す習慣はありませんので、兄には伝えず、こちらで包みました。そして、会葬お礼もいらない旨伝えました。

都会や私の田舎では、お通夜の当日、参列していただいた方々に軽い食事を別会場に用意しますが、ここでは通夜最後までいた方々のみが別会場で、私の田舎では「お斎」とよばれる食事を、お寺さんと一緒にするのですがこの地方では、お焼香を済ませた参列者は、直ぐに会葬お礼を手にして帰って行きます。
それが普通だそうで、「お斎」は親族者と手伝っていただいた「班」と云うコミュニティ・組織の方々だけでした。そして、ひと際目立ったのは、この亡くなった母親と一緒に暮らしていた、施主の長男の関係者の参列の多さでした。
会社関係とか、所属している消防団のメンバーだそうです。
私の現役時代では考えられないことです。自分の部下の祖母、それも92才の老衰で、私費でお香典を包んで行くか?
絶対にありえない話です。

まだまだ驚いたことがありましたが、明日また書くことにします。
posted by 西沢 at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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