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2018年07月01日

退職シニア男性は何故北の果てを目指すのか、北海道稚内の旅の記録

先週、稚内を二泊三日、完全個人自由旅行で行ってきました。
関東首都圏に住む人にとって六月の北海道は梅雨がなく、最も美しく旅に適した季節と云うイメージがあり、これまでに海外旅行で貯めてきた、UAのマイレージを古稀を迎えた今年から、国内旅行に使うことにしました。
UAのマイレージはスターアライアンスのパートナー全日空で使えるので、どうせ行くなら一番遠い場所ということで、手始めに稚内としました。
往復10,000マイル、夫婦二人で20,000マイルです。まだまだマイルは残っていて、後6回は日本中マイルで旅することが出来ます。但し沖縄だけは加算が必要で、一人15,000マイルですが、それでも楽勝なハズ羽田・稚内は全日空しか飛んでおらず、国内格安航空券でも強気の値段設定で、往復一人38,000円ほど
ですから、今回の旅では、二人で76,000円ほど節約出来た計算です。
しかし、稚内のホテルは6月〜8月のシーズンはドピークで、シニア夫婦がゆったりと泊まれるホテルは少なく、食事なしツインは2泊で38,800円と結構しました。

wa01.jpg初日の午後、最終日3日目、羽田に帰る日の午前は、稚内市内観光に費やしました。
稚内を旅するのは、高校3年の夏以来、53年ぶりです。
先ずは、宗谷岬を目指しました。
今年の北海道は、本州の梅雨前線が北上したせいか、6月に青空がのぞめたは数日だけ、毎日曇天と雨の日が続いています。
今回、どうしても見たかったのは、53年前の夏、やはり雨で見れなかった、海上に浮かぶアルプス「利尻富士」ですが、この初日の宗谷岬は風と雨でした。
ここで見かけたのが、沢山のキャンピングカーと内地ナンバーのライトバンです。
特に多いのが、一人旅らしく、車に沢山の毛布をひき詰めた私と同じ世代の男性です。

こちらから近づくと、皆さん決まって、相手から話しかけてきます。
何処から来たのか?、これから何処を廻るのか?、皆さんリタイヤ年金シニアで、退職したらやりたかった旅行のなかでも、北海道を一周する旅をしたかったと、お話されます。
お一人ですか?と聞くと、出来れば夫婦一緒に来たかったけど、妻は乗り気ではなく、一人で行ってらつしゃいと送り出すケースが圧倒的でした。

私たち、団塊世代のおじさんの頭の中では、宗谷岬、日本の北の端、国境の町と云うノスタルジーとあのダカーポの名曲「宗谷岬」のメロディが流れているのです。
 流氷とけて 春風吹いて
 ハマナス咲いて カモメもないて
 はるか沖ゆく 外国船の
 煙もうれし 宗谷の岬
 流氷とけて 春風吹いて
 ハマナス揺れる 宗谷の岬

まだ自分が海外旅行に出かけられるような境遇ではないことは解っていた頃、バックパックを背負って上野駅から北海道均一周遊バスを手にして、北に向かう列車の床に新聞紙を敷いて目指したのです。
あの頃を思い出を辿る旅、妻に出会う前の自分の姿を追い求める、センチメンタルジャニーに、親しい・愛する妻がいないほうが、どっぷりと人は青春時代に戻れるからでしょう。

wa05.jpg稚内は節約旅行シニア夫婦が食事するにも困るような、閑散として人通りのない町でした。
(数千円もするうに丼や海鮮丼を平気で食べられる人は別でしょうが)
北の果てのJR駅舎は立派なターミナルビルに変っていましたが、駅は旅行者だけ、普段地方都市で見かける通勤客・通学する高校生の姿はなく、子供たちの姿も町では見かけませんでした。
JR稚内を発着する電車は1日7本だけです。

3日間づっと小雨と曇天の日でした。
3日目に羽田空港に降り立つと、3日間過ごしたモノトーンの世界から、いきなりフルカラーの世界です。空港からの帰路の電車は、原色を纏った華やかな衣装の女性たちを乗せ、数分おきに発着していきます。
家に帰るとTVのニュースでは、関東地方の明け梅雨を宣言していました。
例年よりも22日、早いとのこと。
今朝までいた北海道には、押し上げられた梅雨前線がかかっていました。
posted by 西沢 at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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