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2018年06月25日

市民活動団体の情報発信方法・・ちょっと皆さん間違っています。

先週、私が広報責任者を務めるNPOの主催による、団体懇話会が開催され、市内の市民活動団体30団体ほどが参加しました。
今回の懇話会のテーマ「地元密着コミュニティ紙の活用、発信」です。

この席で私たちNPOの広報部会が毎年開催しています、市民活動団体向けのweb・ホームページ講座の募集を行いました。およそ10年前から開催しており、この10年間で延べ60団体が参加し、それぞれの団体のホームページを制作、UP、維持しています。
なかには、自分たちの組織のホームページを持つことにより、湘南・鎌倉地域だけではなく、全国区あるいは全世界から問い合わせや、参加、会員が集まるようになったり、鎌倉の美化運動の団体のページが、小学校の社会の授業で扱われたりして、大きな成果を上げている団体が数多くあります。

web.jpgしかし、最近、募集しても参加する団体が極端に少なくなってきています。
理由は?・・・・
フェーブック・ツィター等のソーシャルネットワークサービス(SNS)、ユーチューブ・インスタグラムなどによる情報の映像化そして、比較的簡単な無料ブログ 等の利用が考えられます。

確かに、ある程度の専門知識が必要なwebページ(ホームページは和製英語です。)と違って、誰でもが、簡単に無料でしかも、スマホでリアルタイム情報を発信出来るのです。
そして、SNSを使うことによって、情報の拡散力は数百・数万倍となり、スピードも速いのです。しかし、それは断片的な一方的な情報であって、DATAではないのです。
ブログも含めてフェーブック・ツィターは、見た目には縦に長い一ページ構成となっています。
そのページから、過去の関連する記事のDATAや周辺情報に移動するには、かなり難しい作業になります。
これらのページ構成は、現代の主役のスマホなどの小さなデバイス用に、短い文章、見出しで構成されており最初からもっと詳しい、情報満載、蓄積されたwebページへ行くことを前提に構成されているです。

ブログとて同じです。
ブログ・Blogはweblog、ウェブ上の航海日誌、つまり個人用の日記です。

web言語であるhtml・cssの知識がなくても、誰でもがワードテキストで書くように、情報を発信できるツールであり、しかも検索にヒットし易くなるように、RSSと云う技術で自動的に検索エンジンサイトに、最新データー内容を伝える機能がありますから、webページのような専門的なSEO(検索エンジン最適化)の知識がなくても、googleなどは自動的に拾ってくれる、という特徴がありますから拡散力は強いです。
しかし、欠点は、一ページしかなく、そこからページ内の蓄積されたDATAに飛びにくい、探しにくいのです。

蓄積されたDATAとはなにか?
市民活動団体で云うと・・・
1,その団体のこれまでの活動内容
2,団体の構成、歴史、構成員
3,財務諸表の公開
4,出版物の照会・紹介 等々団体に関わる全て。
これらが、トップページメニューから、誰でもが簡単にリンクされているのが、webページです。

しかし、これまで本格的なwebページ・ホームページを造るのに、専門的な知識が必要とされてきた経過があります。そこで登場したのが、htmlの知識がなくてもワードで書くように制作出来る、ホームページソフトです。
代表的なのは「ホームページビルダー」なのですが、専門家的視線でみると、如何にも素人が作ったページ的デザイン・構成で評判はあまり良くなく、ちゃんとした法人、NPOやNGOでは使っていません。
そして、ここ数年登場してきたのが、Wordpress・Jimdo・Wixなどの映像デザインを重視した無料ソフトです。スマホの普及で、webページは益々グラフック化し、画像などで視覚的に情報を伝える傾向にあります。

これらは簡単に誰でもが使えるか?
答えはNOです。

これらは、サーバーを含め全てクラウド側のテンプレートを使うことを前提にしてます。
つまり、完全オリジナルでオフラインで自分のパソコンのなかだけで完結出来ません。
そして、微妙なレイアウト構成をhtmlタグやCSSでしようにも出来ません。
つまり、ある程度のweb言語知識があり、デザイン・構成に拘りのある団体は止したほうが良いでしょう。

では、自分たちの団体のwebページはどうしたら良いのか
外部発注する
初期費用がかかりますし、維持・更新に最初の製作費よりも経費が一生発生します。
プロボノにお願いする
維持・更新が内部のメンバーで出来るか、がキーポイントになります。
団体内で自前で造る
私たちが市民活動団体に推奨しているのは「急がば回れ」
1,内部スタッフでfacebook・ツィター・ブログを立ち上げて情報を発信する。
2,その間に、内部スタツフ最低二人にweb言語を学んでもらい、本格的なwebページを造る
 web言語はさほど難しいものではありません。
 専門学校で学ぶのが一番ですが、費用は高いです。
 しかし、各地域のNPOセンターでは、これらを格安で支援するweb講座を開催している所が多いです。横浜・湘南地域では、鎌倉市市民活動センター運営会議と云う中間支援NPOが開催しています。
 詳しくは鎌倉2018web講座をご覧ください。

最後に本題の地元密着コミュニティ紙の活用、発信について
web2.jpg地域の市民活動団体にとってwebページを立ち上げ、アクセス数が年間100万に達したしても、それは全国区で読まれ、評判になるかも知れませんが、即、サポート会員が増え、財政的に豊かになるとは限りません。
今回の懇話会のテーマ「地元コミュニティ紙」の活用・情報発信は、地域限定で印刷物として各家庭に配られますので、目にしてもらう機会は、ネットよりも格段に有利です。
今回の懇話会でお招きしたのは、
「タウンニュース」「鎌倉朝日」「ぱど」の3社でした。如何にこのようなタウン紙に自分たちのイベントや団体活動を取り上げてもらうかがテーマでした。
結論
・社会性、共益性、話題性、目新しさ、地元密着性が絶対不可欠だそうです。
取り上げにくいのは、政治・宗教に関わる物ものだそうです。
各社、市役所のメディアセンターに、投げ入れBOXを設置していて、情報を求めており、ホームページでの投稿も受付していますが、一番効くのが、原稿を持って来社し説明していただく方法、但し事前にお電話下さい。とのことでした。


posted by 西沢 at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア
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