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2018年06月13日

生前・老前整理・断捨離?、ついに背広が我が家から消えた

友人はこれまでのブログを読んで、私は、モノに対する執着心が薄い方だと云われています。
高齢者と云ってもジャスト70で、写真・アルバム・手紙類・書籍・海外でのお土産類など、自分が生きて来た思い出の品、証をどんどんと捨てて行くのだから、自分にはとても出来ない、と云います。
そうかもしれません
でもまだ完全に捨てきれないものが、残っていたのです。それは仕事着でもあった 背広とネクタイです。退職して15年、まだウォークインクローゼットのかなりの 部分を占有していました。

sebiro.jpg前々から衣替えの季節になると、カミサンからこれらの背広をどうするの、こんなに沢山のネクタイがあったって 使わないでしょ、何時か必要になるって言ったって、この15年間、冠婚葬祭以外に着たことがあった?、仕立ての良い ブレザーとパンツの二つもあれば十分じゃないの?、と捲し立てられました。

男の背広は仕事着だ
私たちの世代は男として、一番脂が乗っていた働き盛りの40代、世の中はバブル景気でした。
建設現場では会社支給の作業着で十分なのですが、日本を代表するような象徴的な建造物の部門の責任者として携わっていると、外との会議・お付き合いも仕事のうちで、ある程度の仕立てレベルの背広が要求されるような立場でした。
そこで、会社は現場経費として、一年に一着背広を仕立てて、それを作業着として経費で落とすのを認めてくれました。 勿論、誰でもが、何処でも、どんな高いのでも、と云う訳ではなく、会社が指定したデパートの紳士服売り場に事前に 連絡し、社員証を提示すると、部署・役職に応じた、生地が提供されると云う仕組みでした。

今では、紳士服のチェーンが高品質の背広を驚くべき値段で提供していますが、あのバブルの時代、大手デパートのイージーオーダー・ 仮縫い・一部手縫いの背広は、軽く12万〜15万はしてましたし、そんなものだと思っていました。
会社の決めた上限金額はあるものの、現場で稼いでいる、会社に十分な利益で貢献していると自負していたあの時代、今思えば かなり高額な、今、手にしてもかなり良質な背広が、ウォークインクローゼットに残っているのです。

退職後、背広・ネクタイは必要か?
こればかり、千差万別、生き方、定年後の過ごし方、社会との関わり方によって違いでしょうが、私の場合、現役時代に仕立てた これらの思い出深い背広は、退職後一度も袖を通したことはありません。
ひとつには、退職数年前から、退職後の生活に備えてかなり体をシェープアップ・ダイエットしたせいで、あのバブル期の背広が 少しフィットしなくなったのが大きな理由なのですが、上下背広、ネクタイをして出かける用事、出かける先がないのが大きな原因です。

出かけるのに、何時も、何処でもカジュアルな服装とまでではないのですが、所謂サラリーマンの制服・通勤着としての背広上下は必要なく、退職後に買い揃えた 二着のブレザーとパンツと、冠婚葬祭用の黒のスーツ夏用・合着で間に合い、あとはユニクロと、 お気に入りのブランドジーンズで十分です。

ネクタイとワイシャツに限って云えば、観光葬祭用の二本で十分、特に最近ノーネクタイが容認されており、一種の格好良さもありますから。 昔のリタイヤ先輩がしていた、アスコットタイや、ポーラー・タイ(紐タイ)は、かえって気恥ずかしいやら、未練がましくて 出来ません。

私の背広の行き先は?、でもBook Offは嫌だな
カミサンがおっしゃりますには、幾ら生地・仕立ての良い背広でも、体格の変化・年齢によって似合わない ものを着ている高齢者のみっともない姿を貴方は見たことない?、処分すべきよ。
解った、15年間確かに着てないし、処分しても良いよ、だけど「Book Off」は勘弁して、あの1Kg幾らを見るのは忍びないから 、古着を無料回収して、それを資源として輸出したり、売ったりした資金を役立てているボランティア団体NPOがあるから、そこに 渡して、とお願いしました。

ある日、その団体は車で取に来て、一切合財持っていったようです。
私の部屋のウォークインクローゼットはさぞかし、スッキリしたであろうと覗いて観ると、女性用の 洋服が占有していました。
まあ、仕方ありません。カミサンほうが私より20年は長くこの部屋を使うのでしょうから
posted by 西沢 at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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