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2018年04月22日

北朝鮮はじめ、共産・全体主義国家の共通点

旅行好き、特に海外は一般的なヨーロッパ・アメリカやアジアのリゾートには全く興味がなく、あまり日本人が行かない閉ざされた国、制限がある国に興味があり、カミサンと二人で訪ねています。何れも、事前にビザの取得が義務づかれている国です。

共産・全体主義国家
中国・旧ソビエト・北朝鮮・キューバ・ラオス・ベトナム

宗教的全体主義国家
イラン・イラク・シリア・イスラエル

閉鎖的/入国制限国家
ミャンマー・ブータン

これらの国々には色々な共通点がありますし、ありました。
一つは二重通貨制度です

一般的に自国の国民が使う通貨と、外国人が使う通貨を分けている国、いわゆる兌換紙幣を発行している国です。
かつての中国やミャンマーがそうでした。
政策上の外国為替のレートを1ドル=1元と実勢経済からかけ離れた設定をしていたのです。
世界金融の世界には加わらず、唯我独尊で外界との経済的接触を最小限にしているうちは良いのですが、外国から色々な人、モノが入って来るようになると、当然それを必要とする人達の間で入手競争が生まれ、政府の公定レートとかけ離れた闇相場が誕生します。

かつての90年代の中国の場合、人民元と兌換券は1対1でした
国営の友諠商店(昔はここでしか買い物出来なかったのです)での支払いは兌換券のみでしたが、旅行者がどんどんと奥地、シルクロードに行くようになると、一般露店は兌換券での支払うと半額以下或いはそれ以上に値引きするようになりました。兌換券を手に入れると、国営商店の外国製品を買うことが出来るからです。
その当時の闇相場1ドル=1.5〜1.8元程度でした。しかし、中国の経済改革開放で1995年に兌換券の発行を中止しました。

その当時のミャンマーもそうでした。
myanma.jpgミャンマーは1988年のクーデターで軍事独裁政権が誕生して以来、海外からの批判もあり独自の鎖国政策を進めてきて2007年に融和政策に移り、一部観光客を受け入れるようになりました。
通貨は勿論、人民チャットと兌換通貨があり、闇相場は一時20〜30倍にもなったほどで、入国の時ウィスキージョニ黒二本とタバコ555二箱無税で持ち込めば、滞在費が浮くような時期が有りました。
2018年現在、経済改革開放で強制両替はありませんが、まだクレジットカードは使えなく、一般国民も車も家も現金キャシュの時代がまだ続いています。

2018年のキューバの現状
cuva.jpg59年の革命から約60年続いたカストロ兄弟の統治が終わり、初めて「革命後世代」が率いる政権が発足したました。
その記事によると、キューバはまだ兌換通貨が現役です。
私達夫婦は1996年に10日間、個人観光客として入国しました。その時に初めてキューバペソとキューバドルを知りました。
外国人の支払いは全てキューバドルです。そして一般キューバ人民が食事する国営レストランでは、キューバドルは使えませんでした。1キューバペソ=1キューバドルの公定レートで計算すると、20年間工場で働いて来た電気エンジニアの給料は月に8ドル、大病院の勤務医は12ドルでした。
何故、90年代のキューバの事情をそんなに詳しく知っているかと云うと、私がキューバに入国したルートが中米コスタリカの団体観光客の一員として入り、スペイン語が堪能だったので、自由に歩き回れたせいでしょう。
アメリカとの国交が回復して、キューバ経済はどうなるのでしょう。

もう一度キューバに行くには、もう体力・気力・好奇心が失われてしまい、時々のニュースを見守るしかありません。
posted by 西沢 at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行
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