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2018年04月18日

個人自由旅行 天橋立と伊根の舟屋

退職してから15年、ほぼ毎年2回千年の歴史息つく京都の町へ出かけています。
住まいの大船から小田原乗車、新幹線こだま自由席で京都まで3時間弱のちょうど良い距離、 10時半にはホテルに入れます。こだま自由席の理由の第一は「安い」のと、行きも帰りも 時間の制約がなく、自由に行動できるのが最大の理由です。
定年後のリタイヤ年金シニアは、たっぷり時間があるので、時間よりお金優先です。
そしてJR東海のホテル&レールパックを利用することで、ある程度のレベルのシティホテルが 個人手配よりもかなり安く手に入るので、利用しています。

今年、出かけたのは4月11日。
京都市内の桜が目的ではなく、琵琶湖周辺、特に西岸の「海津大崎」と東岸「長浜豊公園」の桜が ターゲットでした。特に「海津大崎」は京都市内よりも一週間遅いと云うデーターを頼りに、設定 したのですが、今年の桜の開花は記録的な速さで予定が狂い、急きょ前々から考えていました 天橋立に変更しました。

天橋立・伊根に向かう団体ツァーは多いのですが、ほとんどが京都・宮島・日本にあるマチュピチュとして近年人気がある竹田城などが 含まれており、二泊三日の超強行軍は勘弁願います。
京都から天橋立へは、普通は特急「はしだて」を使うことになりますが、 一番早い列車でも、到着は11;30と遅く、そして料金は4,600円と高いです。
天橋立をゆっくりと歩き、伊根まで足を延ばして、夕方には京都に戻る為にはもっと朝早い電車 に乗る必要があり、最終的には、京都を6:37の山陰線各駅で福知山へ行き、丹後鉄道特急に乗り換える と、9:30には到着し、時間はたっぷり、そして料金は2,810円で済みます。
リタイヤ年金シニアの旅は、一時間の差で1,800円違うのであれば安いほうを選択します。

天橋立を歩く
丹後鉄道天橋立駅はまだ団体客や外国人ツァー客が到着しておらず、お土産物屋さん はこれからお店をあけるようで静かでした。

先ずは定番、上から股のぞき
ine01.jpg観光写真で定番の海に突き出た松林の入江を上から見るには、2か所あります。
天橋立駅裏山のビューランドと、向かい側の傘松公園、傘松公園へはバス・観光船・歩く の三通りの行き方がありますが、駅近のビューランドにしました。
この日は前日の雨と違って絶好の晴天日和、ビューポイントにはお決まりの「股のぞき」で眺める 観光客が大勢いました。
が、私は止めておきました。理由は古稀を迎えた高血圧気味のオジサンが この姿勢で眺めた後、頭のふらつきが予測され、カミサンに止められたからです。

松林を歩いて対岸へ向かう
ine02.jpgビューランドを下って、対岸の傘松公園下からバスに乗って、次は伊根をめざします。
観光案内所で聞いたところ、距離は2.6km、真っ直ぐ観光もせずにひたすら歩くと30分強、 周囲の歌碑や、浜辺をブラブラ散歩程度で歩くと、一時間と云うので、健脚自慢のカミサンは 「歩こう」と即決。歩きました。
さすがに団体客は入口程度に沢山いましたが、フルに歩いて いるのは、若い外国人観光客と、自由な時間がたっぷりあり、健脚自慢の比較的若い、私たち と同世代のご夫婦だけでした。
バスで伊根に向かうネット時代になって個人旅行者が便利さを実感するのは、 日本全国のどんな地方の路線バスでも時刻表が手に入る事です。
スマホを持たない私たちは、地図も時刻表も全て印刷して持って歩いています。 伊根の観光は、この地区独特の「舟屋造り」ですから、先ずは観光船で海側から眺める のが一番で、ネットで調べた「日出」バス停で下車しました。

海から見る伊根の舟屋
ine03.jpg観光船は30分置きに出て、料金は650円とリーズナブルです。
出航すると、カモメとトビが集まってきます。誰かがエサを投げ与えているようです。 船内を見ると、「カッパエビセン」が置かれており、箱に100円をとかかれていました。 日本海、若狭湾の奥深く位置する、伊根の海は波もなく穏やかです。海の透明度も高く 美しいグリーンの海です。 「舟屋」とは、このように海に面した半島の、山と海との間の狭い土地に住む人たちにとって 陸路よりも、海路のほうが格段に便利なので、現代のマイカー代わりに、自宅の海に面した一階 をガレージのようにしているこの地方独特の建築様式です。
ine04.jpgしかし、海から眺めていると、現在ではほとんどの家の舟屋には船がありませんでした。 地元に方に話を聞くと、昔ながら木造の和船なら、納まるが、今のような横幅の広いFRP製の ボートだと、入らないとのお話でした。


伊根の町を歩く
ine07.jpg伊根の町が広く知られるようになったのは、映画「おとこはつらいよ 寅次郎あじさいの恋」マドンナは 「いしだあゆみ」からです。第29作昭和57年ですから、かなり前の作品です。
私はこの映画は見ていませんが、テレビの旅番組で「いしだあゆみ」が当時のロケ現場を 訪ねるのを見て、いつか行きたいと思っていました。


ine06.jpg伊根は本当に小さな田舎の漁師町で、ブラブラと散歩するにはちょうど良い大きさの町です。 団体観光客は少なく、二人で歩いていると学校帰り小学生が、口々に「こんにちわ」と声を かけてくれます。
道を訊ねたお年寄りの漁師さんは、手を休めて色々と伊根の話を聞かせてくれました。遅い 昼食で入った食堂では、名物の黒ちくわの天ぷらを食べたかと聞かれ、いいえ、と答えると 今、賄いで作ったのがあるから食べて行きなさい、とご馳走してくれました。
まるで、TVの旅番組で仕込んだようなシュチエーションが、この小さな漁村ではあるのです。

高速路線バスで京都に戻る
京都への帰りは、高速バスにしました。
天野橋立駅前から京都駅までノンストップ、所要時間途中15分の休憩をいれて、2時間5分 ですから、JR特急よりも早く、安い2,800円です。
最近、トイレが近くなった私やカミサンはこれまで長距離バスは敬遠していましたが、この バスは、トイレ付ですから安心して乗れました。
結局、安心感と途中休憩があったからでしょう、乗客は誰一人車内のトイレは使いませんでしたが。

posted by 西沢 at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行
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