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2018年04月16日

私、シリアの首都ダマスカスへ行ったことがあります。

アメリカ・英国・フランスによるシリアの化学兵器使用に関する懲罰的な攻撃のニュースが土曜日の夜から流れており、本当に残念に思います。20年以上前、シリアを旅したことがあります。
90年代、今のようにそれほどアラブイスラム社会が不安定でなかった頃、中近東諸国は普通に観光出来ました。
西欧化されたエジプトヤトルコの観光に飽き旅人は、シリア・ヨルダンを目指したのです。

sy-00.jpgシリアと云う国の語源は「アッシリア」です
「アッシリア」は古代世界史に登場する、チグリス川とユーフラテス川の上流域を中心に栄え国です。 世界史に登場する、スカートを履いたようなアッシリア人の像とか、楔型文字粘土板が、お土産物屋で売られています。
が、 現シリアにある遺跡は殆どが、ローマ帝国時代以降の遺跡です。
古代史に残るアッシリア・バビロニアの遺跡は、イラクへ行かないと見られません。

sy-01.jpgダマスカス 聖書の街とウマイヤードモスク
今回の攻撃対処は首都のダマスカスです。
ダマスカスは、新約聖書に登場する都市です。狭い道が入り組み、迷路のようで、キリスト誕生の頃と何ら変わって いないと、云われています。
ウマイヤードモスクは、メッカ・メディナ・エルサレムの次に位置するイスラムの四大聖地です。 モスク の中には、サロメの劇で有名なヨハネの首が祭られています。
シリアは観光客の服装には寛大ですが、ここウマイヤードモスクだけは、女性は髪を覆うスカーフの他に、全身 を隠すヒジャブの着用が必要でした。

sy-02.jpgアレッポ  シリア第二の大都市
反政府軍の拠点として、ニュースにはに何度も登場してきた町です。
トルコ国境に近いシリア第二の大都市、2012年内戦さなか、日本人女性ジャーナリストが殺害された ことで、日本人の間でも認識された町です。
この町の見所は、アレッポ博物館です。
古代アッシリア・メソポタミアの展示はそう多くはないのですが、ギリシャ・ローマ時代の部屋は、まるで パキスタンのタキシラを見ているようで、アレキサンダーの時代を実感できます。

sy-03.jpgタドムル  パルミラ パール神殿
パルミラとは、椰子の意味で紀元前1世紀から後2世紀のローマ時代の遺跡です。
地図でも解るようにシリアを東西に結ぶ幹線道路の真ん中に位置し、シルクロード交易のオアシス 都市として栄えた遺跡です。
背後にみえる丘の上の砦は、アラブ時代のもの。
私の中では、お薦め世界遺産ベストテンにランクする美しい遺跡で、最低二泊して朝・夕の陽の織りなす 風景を堪能したいものです。

いつか平和が訪れるこちとがあったら、是非、イエスが歩いた当時の町並みとほとんど変わらないと云われているダマスカスの町を歩いててください。
posted by 西沢 at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行
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