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2018年04月07日

海外旅行でのチップ 日本人の90%が間違っている枕銭(Pillow money ローマネー)

◆枕銭(Pillow money ピローマネー)
ホテルの枕元に置く、ハウスキーピングメイドさん用のチップ。
よく聞く言葉ですが、英語圏の世界でピローマネーと云う英語は存在しません。
日本人旅行者だけの習慣で、欧米人 にこの枕銭(Pillow money ピローマネー)を何時、
いくら置くかと質問しても「何の事」と、不思議がられるだけです。

私は、この質問を10人以上の欧米人旅人にした事があります。
一番納得した回答は、イギリス人のご夫婦でした。
確かにホテルに宿泊した時に、メイドさんへのチップを渡す習慣はあるかも しれない、しかし、
それは昔の大金持ちの貴族階級に属する人々の話で、現代のイギリスの旅人でそれをする人はない。もし、泊まった部屋で大変お世話になったとか、必要以上に汚してしまったとかで、何らかの感謝の意味でチップを渡す 場合、直接渡すか、フロントに預けるかする。決して枕元に現金を置くような習慣はない。

kaigai.jpgでは、何故日本人だけで置く事になったのでしょうか? 団体PACツァーのガイドは、ホテルに入ると必ず この説明をするし、 現地の旅行会社も何ドル置いて下さい。と云うようです。その上、日本のガイドブックにまで 枕銭(Pillow money ピローマネー) の相場なるものが掲載されている始末で、旅のビギナーは素直に信じてしまうのは、仕方ない事です。
※最近のアジア人の観光客も置く人がいますが、これは日本人の習慣を真似ている為です。

旅行業界の古い友人で、個人世界遺産の旅の達人でもある人物からこの日本人の枕銭(Pillow money ピローマネー)に 関する経緯を聞いた事があります。
昔、日本人の海外旅行が自由化された頃、大勢の日本人団体PAC旅行客が欧米のホテルに泊まった、その頃の日本人観光客は、今で云うと 中国の団体旅行客と同じで、金は持っているが欧米式の公共マナーが欠如しているし、チップの習慣もなく、宿泊先のホテルからのクレーム が絶えなかった時期が続いた。
ベルボーイとかのチップは、添乗員がまとめて払ったが、各部屋の使い方等で迷惑をかけた場合のチップは個人負担とした、
その習慣が 現在まで続き、現地のホテル、従業員、現地の手配会社も日本人旅行者はチップを置くのが当然と考えてしまっている。

では、全く枕銭(Pillow money ピローマネー)は置く必要はないのか?
原則として、私達は全く置きません。日本人団体客が宿泊する大型ホテルは、ちゃんとサービス料金が含まれています。
時に、個人旅行で小さな個人経営するホテルに、長期滞在するときは、二三日メイドさんの様子を見て、何時まで滞在する旨を告げて直接 渡す場合はあります。
海外のホテルの場合、ルームキーピングのメイドさんは、低所得者層の女性が多く、長期間お世話になる場合お礼の意味で渡すケースは あります。 良く聞くケースとしては、「通過の寝るだけの一泊なら置かないが、連泊の場合置く」これも不要です。
枕銭(Pillow money ピローマネー)を置いても、置かなくてもサービスは変りません。変る様なホテルは落第です。
メイドさんが 可哀想と思うのなら、直接手渡しした方がどんなにも良いか?

ベルボーイ・ドアマンへのチップはどうか?
これも、相当大量、重い荷物の場合は心づけとして必要かもしれませんが、一人一つのスーツケースの場合、不要です。
日本人が宿泊するホテルのボーイは、チップを呉れるものと、待っているケースがありますが、欧米人の客の場合、荷物を届けたら さっさと帰っていきます。
日本人は、言葉も解らず、自己主張しない為、嘗められています。
これらは、私達夫婦の旅のスタイルが個人自由旅行・中長期滞在型であるかも知れませんが・・・・・・
posted by 西沢 at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行
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