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2018年02月25日

定年退職後も働きますか? 28万円ルールとは

毎週月曜日の新聞には多くの週刊誌の広告が掲載されています。
多くは大した内容ではないのに、センセーショナルな惹句で購買意欲を掻き立てるのが多いのですが・・・随分前ですが、見出しで私たちリタイヤシニアの目を引いたのが、「リタイヤ貧乏とリタイヤ貴族の分かれ道」でした。

すでにリタイヤしている、十分リタイヤ貧乏の身の上ですがちょつと興味を惹かれ、いつもの書店で立ち読みするつもりで 出かけてみると、週刊誌コーナーは同じ年齢のオジサン方でいっぱいでした。
※鎌倉市の図書館では、週刊誌は「週間朝日」と「サンデー毎日」しか置いてありません。
ポストや現代のような多少お色気の あるものは、鎌倉夫人のお目を汚す一般誌と捉えられているのかもしれません。
書棚には「週刊ポスト」が見当たりません。
立ち読みしている三人の男性の手元をみると、探していた「週刊ポスト」です。
やはりセンセーショナルな見出しの効果は絶大のようです。

しょうがないので、別の書店に行ってみると一冊だけ置いてありました。
立ち読みすると、見出しほどの「リタイヤ貧乏とリタイヤ貴族」の差の話ほどてはなく、在職老齢年金制度 に関わる話でした。
かなり例をとり、細かな数字がかかれており、とても立ち読みの範囲ではインプット出来ませんので、購入しました。
一冊420円也、えーそんなにするの!久しぶりに買った週刊誌はリタイヤシニアにとっては高い。
高い分このブログで引用させていただきます。

60才以降働く場合、「給与+年金」が28万円を超えた場合、オーバー分の1/2がカットされる。
【例1】
定年後も正社員として再雇用され30万円の月給をもらった場合
「30万+一般的なサラリーマンの60歳の年金額10万円」=40万円
28万円のオーバー分12万円の1/2=6万円が年金からカツト
税引き前手取りは「30万円+4万円(オーバー分−6万)」=34万円となります。

【例2】対処法
上記は「在職老齢年金」制度の基に働く、厚生年金に加入し働きながら年金を受け取る人の場合です。
裏を返せば、正社員の3/4未満の時間で働けば、制度上厚生年金に加入義務はなく、年金はカットされません。
「20万円(正社員の3/4未満の労働)+10万円)」=30万円となります。

【例3】今年4月以降に60歳を迎える退職者の場合
この場合、62歳にならないと厚生年金の比例報酬部分(所謂2階建て部分、平均10万円)が受け取れません。それ故に 2年間は在職老齢年金のカットはないので、フルタイム働き、63歳以降は【例2】のスタイルにする事が推奨されます。

【例4】高齢者雇用継続給付金制度
60才後の継続雇用で給与が60歳時点の75%以下に下がった場合、雇用保険から再就職後の月給に給付金が上積みされる 制度があります。
例えば60歳時月給40万だった人が、再雇用先で20万円に下がった場合75%以下ですから、20万の15%の3万円が、65歳まで 継続給付されます。
この制度は、再雇用先の会社がハローワークに申請しないと適用されません。 給付条件には「正社員の1/2以上の時間働くこと」が条件です。
その為前記【例2】の正社員の3/4未満を組み合わ 「正社員の1/2以上、3/4未満」で働けば、年金カットは受けず、高齢者雇用継続給付金も受け取れますので、 支給額は「20万円(正社員の3/4未満の労働)+10万円+3万」=33万円となります。


なるほどね。投稿掲示板投稿で書き込みの多い「28万円ルール」が理解出来ました。
15年前に55歳で勝手に、自己都合退職した私の頃にはこんな制度なかったのかも。
これから退職を迎える方や、退職計画シュミレーションを制作中の40代・50代には常識の事かもしれません。
記事では、週3日正社員の3/4未満で働き、高齢者雇用継続給付金と年金を貰い、余った時間・余暇を趣味やアルバイト を勧めています。
それでも、週に3日拘束されると云うことは、自分リタイヤライフの自由な時間を拘束されているのと 変わりはないのですが・・・・

でも、週刊ポストの見出しの「リタイヤ貧乏とリタイヤ貴族の分かれ道」ほどの差がこの制度であるとは思えません。
多くの老後資金を十分に蓄えていている人でも、例え年金をカットされても、働くことの生甲斐と最終手取り額を選ぶのでは ないでしょう?

バブル勝ち逃げ団塊世代の妄言
・退職後男性の人生は思っているほど長くない
・60才から65才は第二の青春、やりたかった事をやる時期
・70才から先は残された人生、思っているより長くない
・気力・体力・好奇心は65才を境に下降し続ける
・海外ロングステイ・海外放浪の旅はどんなに長くとも70才まで
・日本人の健康年齢、男性70才は本当です
・還暦60才は、暦ではなく人間の体、構造からきている普遍の真理です

posted by 西沢 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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