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2018年02月23日

プレバドって何? 俳句人気の秘密


purebado.jpg俳句で人気の木曜日夜のTBS「プレバド」はもともと、2013年毎日放送(MBS)製作のバラエティ番組で『使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!』でした。
現在関東地区で13.5%、関西で16.4、名古屋、札幌では17%と大人気になっています。
昨日の放送のなかで、現状維持と云われた梅澤富美男が「この高視聴率は誰のおかげだ、私と俳人・夏井いつきと、MCの浜ちゃんのおかげだ」と、受けを狙って毒づいていました。
確かにその通りで、俳人・夏井いつきの添削には、いつも驚きをもって見ています。
そして、17音で現わす俳句に新しい魅力を感じ始めている人も多くなってきています。

私も感化されているその一人です。
退職後、地元の色々な趣味のサークルに誘われ、その一つに「俳句」がありました。
しかし、55才当時、私のなかでは「俳句」は年寄りのやる、古いイメージしかありませんでした。一度だけ句会をのぞいてよ。と誘われてそのイメージは当たっていました。
主催者は私のパソコンの生徒さんで、彼女たちの句は相も変わらず、自分の身の回りの花や孫を表現したものばかり、主催者の添削にも納得出来ませんでした。

私のなかで理想とする句を詠む俳人は二人
松尾芭蕉と寺山修司です。
松尾芭蕉は、風景・心情を画像・絵として現わす天才だと思っています。

「荒海や佐渡に横たふ天の河」
この17音だけで、目の前に荒々しい日本海の海・波と満点の星空が現れます。
「夏草や兵どもが夢の跡」
炎天下の東北の古戦場の風景が作者の思いとともに、誰もがイメージできる傑作です。
プレバドの夏井さんは、風景を切り取る17音の芸術と呼ぶのに納得します。

一方の俳人としての寺山修司
私が友人の誘いの俳句サークルに入会しなかった大きな理由は、寺山修司のような天才の句を
知っていたからです。
プレバドのなかで、同じ風景の写真を見て、如何に自分の発想を飛ばすことが出来るか?とよく
云われています。若い頃、寺山修司の自分と同じ年齢の頃に読んだ句にふれた時、このような
人がいる俳句の世界は、私のような凡人・才能無しには無理と悟りました。

「便所より青空見えて啄木忌」
「山鳩啼く祈りわれより母ながき」
「古書売りし日は海へ行く軒燕」

昭和20年代の青森高校在学中の寺山修司の句です。
恐るべき感性です。

現代のプレバドで云うと、「フルーツポンチ村上」が似た感性を持っています。
昨夜の句「元素記号二つ忘れて春の風」
梅澤富美男が「元素記号」を俳句らしからぬ、散文的なものと、テレビバラエティー番組らしく毒づいていましたが、「春の風にたなびく女性の髪」を見て、私にはこのような発想が出来ません。だから、カミサンが俳句でも習ったら、歳時記を買ってこようか?と云いますが、私は俳句に関しては凡人以下ですから、やりません。
posted by 西沢 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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