レクリエーションTBG 153
レクリエーションTBG 153
中 山 次
(横浜市TBG協会会長)
レクリエーションTBGを考える。
今回マスターズ大会を開催して、いろんなことを知ることが出来た。その中で、マスターズ大会を考えたとき、年齢区分は@50歳代・A60歳代・B70歳代・C80歳代・D90歳代のD区分の開催が理想と考えたが、当協会の年齢構成を想定して、会員外の市民が加わっても参加人員の偏りがあると感じた。
今回は、@50歳以上70歳未満・A70歳以上75歳未満・B75歳以上80歳未満・C80歳以上の4区分の開催の判断をした。
その結果、参加者名簿をみての年齢区分比率を調べて見ると、その年齢比は、@は13.6%・Aは28.2%・Bは32.0%・Cは26.2%となっていた。
今回のこの事実をみて、70歳代の参加者が6割強になっていることで、75歳で分けたことが正解だと悟ったが、80歳代が3割弱で60歳代が1割5分に満たないことが解って、高齢化が進んでいて今後の普及活動の焦点が見えたように感じた。そう考えいたところに、総務部長より会員募集の普及活動のビラを作る考えの連絡を受けた。
会員数の伸び悩みや高齢化の現象は、当協会だけでなく県内他協会や他県での話題も耳に入ってくる現状である。
ターゲット・バードゴルフは、ゲーム内容を知ればやってみようと興味をもつ市民が多いと考えられるが、市民の認知度が低いことと市民が楽しもうと思っても、そのTBGを楽しむ場所が皆無に近いことも考えられる。
筆者の考えでは、一般市民や普段は働いている人などは、土日祝日がレクリエーション等余暇活動の日になっていることを考えると、今の当協会の体制では、一般市民がTBG活動に参加できることが非常に少ないことが解る。
このような中で当協会の会員募集活動をどう展開していくかは、非常に難しい課題であるが、このようなことわふまえて、当協会役員をはじめ加盟団体の皆さんと仲間募集の普及活動の対策を考えて実践したい。 以上
『横浜TBGだより 第204号 2017年12月』から転載しました。
若林信男 記