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2016年10月06日

レクリエーションTBG 139

レクリエーションTBG 139

 レクリエーションTBG 139
                           中 山  次
                           (横浜市TBG協会会長)
 レクリエーションTBGを考える。
 筆者は、TBGと出会って満29年を迎えようとしている今、その出会った頃の思いを回想してみたい。
 今から28年10ケ月前、故波多野名誉会長より「TBGの普及活動手伝ってね。」と頼まれて、藤沢市善行にある体育センターでTBGと出会いました。昭和63年の12月だったように記憶している。初めて見るTBGの印象は、「えっ!…これからこれと付き合わなきゃいけないの?…」の感じでした。
 この頃筆者は、レクリエーションの指導者の資格を取ってその活動に明け暮れていました。そのレクリエーションの恩師である波多野先生に頼まれたので、「義務感と責任感」でTBGとの付き合いが始まりました。軽トラに用具を積んで、月に数回、川崎・横浜・藤沢などなど、県内各地を回る普及活動の日々を送るなか、TBGの研修会に数回参加して指導者の資格を頂きました。「その頃TBGはレクリエーションだから競技性を出してはいけない。」と云う思想が強かったように感じていました。
 このようななか、平成元年5月に神奈川のTBG協会が発足し、交流会活動が始まりました。この頃の県大会では、上位者を讃えることは無く、主に家庭用品の賞品をブルーシートに並べて置いて、上位者から好きなものを選んで頂く方法であった。
 このような交流大会をやっているうちに、県のナンバーワンを決める大会をやろうととのTBGの競技性を希望する者が多くなり、平成9年にグッディ杯が誕生しTBGの競技性が意識され始めたのである。
 TBGは、競技性豊かなレクリエーションスポーツなので、その豊かな競技性を無視しては、面白みが半減します。会員の皆さんとその競技性をさまざまな形で楽しみたいものです。   以上

 『横浜TBGだより 第190号 2016年10月』から転載しました。



 若林信男 記 
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