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きょうされん宮城支部公開セミナー [2011年02月06日(Sun)]
イベント参加報告

きょうされん宮城支部主催の公開セミナー
「共働の理念と有機農業」と題した講演会へ行ってきました

1月30日に、きょうされん宮城支部主催の公開セミナー
「共働の理念と有機農業」と題した講演会へ行ってきました。

 講師は高野律雄さん。北海道壮瞥町で「合同会社農場たつかーむ」を経営されています。
「たつかーむ」では、障がいの有無に関係なく、従業員が皆対等な立場で働いています。
障害者自立支援法上の就労移行支援、就労継続支援A型事業所です。
たつかーむは、 昨年8月に仙台で全国大会を行った「共同連」に加盟しています。

 高野さんは、とてもやわらかいかたり口で分かりやすかったです。

 その中で特に印象に残ったことを書こうと思います。先ほど 「平等」と書いたのは通常障がい者支援事業所では、健常者といわれるひとたちが『職員』で、障がい者といわれる人たちを「利用者」と言ったりします。が、たつかーむではそうした区別はせずに、一つの給与規定で事業を行っているということでした。
(文責:及川)
Posted by CIL たすけっと at 13:50 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
せんだい・みやぎNPOセンター主催 「大新年会+プロペラトークススペシャル」に参加しました♪ [2011年01月14日(Fri)]
イベント参加報告
せんだい・みやぎNPOセンター主催
「大新年会+プロペラトークススペシャル」
に参加してきました♪

日 時: 2011年1月12日(水)19時〜21時       
対 象: NPO、企業、行政、一般の皆さまなど、どなたでも
内 容: ドネーションパーティー、センター職員紹介、セクターを超えた交流

  6つのNPOが新年初の寄付集めの声を上げます。

  その参加団体は・・・

  1)宮城セントボールドリックスデー2011
  2)プラチナ☆クラブ  
  3)アトリエ虹色たまご  
  4)いのちのことの葉プロジェクト
  5)POSSE仙台支部
  6)みやぎ発達障害サポートネット




様々な団体のプレゼンテーションを聞け、色々な団体・企業の方々と交流がもて、非常に有意義な会でした!!

また、会費の内500円がドネーションチケットとなり、上記の6つの団体のプレゼンを聞き、その中から自分が応援したい団体にドネーションチケット(500円分)を投票することで、その団体に寄付されるという今回のイベントでは、総計10万円以上のお金が動きました!

こういった、交流の場でもあり、そして運営の工夫で寄付や団体の応援にもつながるイベントの企画は非常に勉強になりました。

文責:小椋
Posted by CIL たすけっと at 13:44 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「9.11 JDF地域フォーラム in沖縄」報告 [2010年11月25日(Thu)]
条例の会主催 第1回 タウンミーティング用 
「9.11 JDF地域フォーラム in沖縄」報告@

CILたすけっと代表 及川智

※これは、先日2010年11月24日(水)に「条例の会仙台」主催で行われた、第1回タウンミーティングでの及川氏のスピーチ内容です。
主に、障害者差別禁止条例の取組の紹介と報告の内容です。非常に参考になる各地の活動が紹介されていますので、是非参考にどうぞ。

1、はじめに
   ・自己紹介
   ・大会の概要
2、障がい者差別ってなに?
   ・差別の事例・障害者権利条約
   ・インクルーシブな社会とは
   ・合理的配慮とは?
3、条例を作る意義
   ・運動的視点
   ・地域的視点
4.条例・法律がある社会
   ・教育
   ・就労
   ・交通
   ・日常生活
5、権利委員会の役割〜ロールプレイから〜
   ・課題解決のプロセス
6、我々がすべきこと
   ・「恩恵」から「権利」へ
   ・“権利”を理解すること
   ・“権利”を知らせること
   ・“権利”を主張すること
1.最初に
 こんばんは。CILたすけっとの及川智(とも)と申します。普段、条例の会の活動にはなかなか参加できずにおりますが、今日のように後方支援に徹していこうと思っております。今日は小一時間ほど話をしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 私はお聞きの通り、言語障がいが激しいのと、昔の某首相よりもたちが悪い、「言語不明瞭、意味不明」ですので、原稿を用意いたしました。原稿と言葉を比べてみるのも楽しいかと思います。
 軽口はこれぐらいにして、最初に資料の確認をします。まず、「資料1」として、今僕がしゃべっている原稿。「資料2」として、今日報告する沖縄フォーラムの詳報。「資料3」として、沖縄条例案の全文を用意しました。特に資料2を見ながら話を聴いていただければと思います。

2.自己紹介
 では少しづつ、話に入っていきたいと思いますが、まずは少し自己紹介をさせていただきます。僕は現在、CILたすけっとの代表として活動しております。9年前にたすけっとに加わりました。大学の頃に学んだ「ピアカウンセリング」「自立生活運動」に共感したからです。「障がい者が健常者と同様に暮らしていくには何が必要か」という、中学時代からの問いに見事に答えてくれました。それは、必要な支援と社会を変えていく、ということです。
この2つのことが十分であれば、障がいがあっても地域で暮らしていける。そう思って、今、活動をしています。
 
3、大会の概要
いまお話しした、支援を十分に得て、社会を変えていくためのひとつの大きな道具として、障がい者権利条約があります。
この条約が活きるかたちで批准されることを後押しするということが仙台でそして全国各地で行われている、条例制定運動の目的のひとつでもあります。
今回私が行ってきた沖縄でも同様に「障害の有無にかかわらずすべての人の尊厳が守られる社会づくりの促進に関する条例」(通称・沖縄県障害者の権利条例)の制定運動が活気を帯びて展開されていました。
資料2の最初にもありますが、2008年3月に当事者主体の運動体ができ、運動が始まりました。沖縄の運動の特徴的なところに「うちなーTRY」という取り組みがあります。
これは障がい当事者と支援者が県内全域をキャラバン隊を組んで歩き、条例について知ってもらう、説明する取り組みです。最後にも話しをしますが参考になる取り組みかと思います。
9月11日のフォーラムは、昨年3月に発表した条例案を県内に周知し、いざ議会にかける前の最も重要な集会のひとつだったように思います。県内各地から250名の人が参加しました。今、障がい者がおかれている現状を知り、差別とは何か、条例によって何がどう変えていけるのか。が具体的に分かりました。
資料2はフォーラムの進行に沿った詳報ですが、今日は論点をまとめて、報告します。

4、障がい者差別とは何か?
 では、具体的に障がい者差別とは何か。フォーラムではいろいろな言葉で語られましたが、「障がいを理由として他者と異なる対応をすること」という風にまとめられると思います。ここで言う、他者は「健常者」です。しかし、こう書くとなんのことか分かりにくいので、フォーラムで出た事例を挙げてみます。

@膠原病ということを明かして就職試験を受け合格したが手帳がなくて解雇された
A不動産屋で聴覚障がい者だと告げると、「貸せる物件はない」と賃貸を断られた。
B入所施設で、オムツを拒否したのに、はかせられた。
C分離教育体制こそ差別。親の要望を聞いていたら学校はもたない、と言われた。

 というものです。いずれも差別に当たります。
この4つの事例についてはのちほど沖縄の条例に照らして、どの部分が差別に当たるか、ということを考えてみたいと思いますが、先ほどの他者と異なる取り扱いといえます。
健常者が基準であり優れている、という価値観の下で起こるものです。
この健常者中心というか、健常者至上主義の社会に対して「ノー」といえる力を増やしてくれるのが、障がい者権利条約なのだと思います。

5、障害者権利条約
障がい者権利条約は、10番目の権利条約ですが、差別禁止を目的としています。
条約によって、新たな権利が与えられるということではありません。
さらにいえば、これまで権利はもっていながら行使できなくさせられてきたものを回復させることです。

6.インクルーシブな社会とは?
 障害者権利条約において、これまであまりなじみがなかった言葉が、とても重要な考え方として登場しました。
「インクルーシブ」と「合理的配慮」です。この2つの言葉は、沖縄でも、一つずつ丁寧に説明されていました。
 まず、インクルーシブですが、資料2の16ページにあるように、「既存のものや考え方にはめこんでくような社会から、個人に合わせて柔軟に変化していける社会。という説明がなされました。
 また、「人として持っている権利が守られ、夢や希望が当たり前に実現できる社会。すべてのことにチャンスがある状態」とも言われました。これは、違いを当然のこととして互いに認め合い、相互に協力し合っていける温かい考え方なのだと思います。

7、合理的配慮とは何か?
 次に合理的配慮についてです。最近はよく聞くようになりましたが、まだどうもピンとこない言葉でもありました。しかし、今回、考えるための出発点を教わってきました。
それは、資料2の16ページ目の「100階建てのビルのたとえ」です。100階建てのビルには必ずエレベーターがあるが、3階建ての建物にはない。3階程度なら健常者は簡単に登れます。
 車いすユーザーは2階にすら上がれません。いままでそのことは見向きもされてきませんでした。この事例が言っていることは、健常者にとって不可能なことや困難な状況には、それを容易にするモノが必ず、すぐに用意されます。この事例で言えば“階段”です。
 しかし障害者にとっては必要なエレベータはいつまでたっても付かずに放っておかれています。こんな例はいくらでもあります。
 私は、2階建ての建物すべてにエレベーターをつけろといっているのではありません。「登れないのが悪い」といわんばかりの現状を変えていく必要があると思うのです。その責務を課そうとするのが「合理的配慮」だと思います。
 もっと分かりやすいのが、健常者を“すでに合理的配慮を受けている人”と見る見方です。その差をうずめようとする考え方だといえます。
 たとえば、私が小学生の頃、地元の小学校に転校して最初のテストでは、クラスメートと同じ回答時間でしたが、2回目は10分延長になりました。
 全教科とはいきませんでしたが、ほとんどは全部の問題に解答することができました。現在では試験の延長は当たり前の対応となってきましたが、逆にそうした対応をしない場合に「延長しないのは差別だ」といえるようになる、ということです。

Posted by CIL たすけっと at 17:29 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「9.11 JDF地域フォーラム in沖縄」報告A [2010年11月25日(Thu)]
条例の会主催 第1回 タウンミーティング用 
「9.11 JDF地域フォーラム in沖縄」報告A

CILたすけっと代表 及川智


8、条例はなぜ必要か?
 このような障がい者権利条約の考え方を盛り込んだ条例作りが仙台や沖縄だけでなく、
国で進められています。それは、権利条約の批准や差別禁止法制定の後押しという側面だ
けでなく、運動的な面と地域的な面があるということです。
 まず、資料2の15ページ目にあるように、運動的な面については、“差別”という課題がすべての障害者にとって、重く大きなものであって、共通なので、より多くの障害者と集まり団結し、議論しうるので地域の障害者運動を強く、大きなものにできるということです。宮城ではみやぎアピール大行動の運動で実証済みですね。
 次に地域的な面は、条約があっても、法律があっても、差別の課題を解消していくのは、そこに住む一人ひとりです。地域にあった解決法を考えていくのも地域住民だということです。
 そうした意味では、最後に提起しますが、どうこの運動を広げていくかがとても重要になってくると思います。

9、条例がある社会
 次に、実際に条例が制定されたときにどういうことが変わっていくか、を述べます。
先ほど挙げた4つの事例のうち、3つについて述べていきたいと思います。
 まず、「不動産屋で聴覚障がい者だと告げると、「貸せる物件はない」と賃貸を断られた。」
という事例では、資料2にあるとおり、貸さない理由にポイントがあります。
 “聴覚障がいがあるから”貸せない、という場合は明らかに差別です。しかし、門前払いする理由はほかには考えにくいですよね。取り扱い物件が全部埋まってるとかでしょうか?
 2つ目の事例は「入所施設で、オムツを拒否したのに、はかせられた。」というものです。
ポイントは拒否したにもかかわらず、はかせられた、ということです。これは、介助の怠慢、放置であると思います。
 人員が原因であれば制度自体を変えるべきだ、ということがいえます。
「分離教育体制こそ差別。親の要望を聞いていたら学校はもたない、と言われた。」
という事例は、本人、親の希望に反しているばかりか、学校の都合を本人と親に押し付ける言葉も見えます。
 教育委員会のみの意見で、就学先を決定してはいけない、ということです。ただ、現時点では国の制度の制約もありますから、条例だけで解決できる課題ではと思いますが、さっきの試験時間の延長のように、ひとを変えていき、制度を変えていく力にはなると思っています。

10、権利委員会
 では、上で挙げたような事例、差別をどうやって解決していくのかをみていきます。資料2の18ページ目の後半に、沖縄の差別救済機関である「障害者の権利委員会」の模擬委員会の様子を書きました。
詳しく書いたので読んでいただければ、分かるようになっていますが、説明をしています。
 委員会の事務局長は障害者、委員の過半数が障害者となっています。
模擬委員会で扱った事例は、路線バスの乗車拒否の事例です。ちょっとビデオでみてみましょう。
  こういった状況でした。バス停で待っていた条 例太郎さんは、到着したノンステップバスに電動車いすで乗り込もうとします。
 運転士から「予約はしたか?」と叱責され、「予約していなかったら乗せられない」といわれ、乗車拒否をされた、というものです。
 例太郎さんが申し立てたことは、次の3つです。
@バス運転手(バス会社)が乗車を拒否したのは差別である。
A車いす利用者に予約をさせるのは差別である
B路線バスのすべてを低床バスにしてほしい
 この3つの訴えに対して、委員会で話し合いをしました。
まず、乗車を拒否したのは差別であるという、申し立てに対しては、「道路事情や安全面を考えれば、予約制は妥当ではないか?」というバス側の対応を肯定する意見と、「他に車いすの乗車者はおらず、予約せずとも乗れる状況にあった。この状況で乗車させなかったのは差別である。」という意見が出ました。
 結論はこの意見に集約されています。つまり、乗せられる状況であるのに乗せなかったのは差別であるということです。
 2点目の車いす利用者に予約をさせるのは差別である、ということについては、「予約制の決まりは会社独自のもので、会社の都合といえる。」「予約が必要なのは車いすユーザーのみで、他者と違う取り扱いをしている。」という意見が出て、結論としては「車いす利用者だけがバスの乗車に予約を必要とするのは、他の者との別の取り扱いであり、差別にあたる。」となりました。
 3点目のB路線バスのすべてを低床バスにしてほしい、という訴えについては、「低床バスの積極的導入が求められるが、大きな金銭負担もあり、すぐに導入しないことが差別とはいえない」「県など、行政の補助もあるべき。さらにバスの路線変更や、中古車両の導入も方法のひとつ」といった、様々な角度からの意見が出されました。
 結論としては「すべての車両を低床バスにしないことは差別とはいえない。」というものでした。
 権利委員会の役割は、申し立ての中身を検討し、差別か差別でないかを判断しますが、その過程における議論そのものが「差別」についての考え方の指針にもなってくるというとても重要な機関です。
その判断の下になる条例をしっかり作っていく必要があります。

11、私たちがすべきこと
 最後に、いま私たちがすべきことについて述べたいとおもいます。フォーラムで「日本は、障害者の福祉法はいっぱいあるが、権利について書いたものはない。恩恵を施される対象でしかない」といわれました。「できないんだから、これぐらいで我慢しろ、」というところでしょうか。これまで、障害者はそうしたことが当然だと、ずっと思わされてきました。長年刷り込まれてきたことはなかなか離れません。
 しかし、それはちがう、ということを私たちは知っています。権利を侵害され続けているということを。今日のような機会を通じ、それを知っていくことが重要です。
 次は、私たちが持っている権利を知らせることです。障がいを持つ人、事業者、一般市民へ。
 冒頭でふれた沖縄の「うちなーTRY」は、県全域を徒歩でキャラバンを組んで、条例案を説明して廻るキャラバンです。直接歩いて説明して理解してもらうのです。
仙台は5区あり、東西に広がっています。歩きがいがありそうです(笑)
 最後は主張することです。やりたいこと、いやなこと、できること、できないことを。実現できたり、サポートが得られたりします。そんな仙台にしていくために条例を作っていきましょう。
 ご静聴ありがとうございました。 
以上です。
Posted by CIL たすけっと at 17:00 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
JDF地域フォーラムin沖縄 [2010年09月14日(Tue)]
9月11日に沖縄県宜野湾市で行われた
『「輝け! みんなの条例!!」
JDF地域フォーラムin沖縄 
≪条例制定を目指す大会≫』
に参加しました。

 沖縄では2008年3月に条例制定を目指した当事者主体の運動体「障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会」(以下、沖縄条例の会)が組織され、これまで2年半の間に精力的に行動し続けてきました。2010年3月大会で「障害の有無にかかわらずすべての人の尊厳が守られる社会づくりの促進に関する条例」(通称・沖縄県障害者の権利条例)案発表し、県全域への啓発運動である「うちなーTRY」経て、9月11日を迎えました。
この大会を機に、沖縄県障害者の権利条例(案)を行政、議会の場へと持っていき制定運動は次の段階へと移っていくことになります。

 はるばる沖縄まで行って参加した理由は2つあります。まず一つは、現在仙台でも条例制定の運動を展開しており、その参考にしたかったからです。もう一つは、フォーラムの模擬権利委員会の様子を直接見て見たかったからです。フォーラムの詳しい内容は後日必ずブログでもご報告いたしますが今回は、特に印象に残ったこと、感想を書きたいと思います。

 フォーラムは、次の4つのセクションに別れていました。
@条例の活かし方
A基調講演
Bパネルディスカッション
C模擬権利委員会
です。

 僕が特に印象に残っていることは、基調講演をされた東 俊裕さんの話です。東さんは車いすの弁護士として長年障がい者の権利擁護について活動されてきた方です。その話の中で
「障がい者の権利条約も条例も、障がい者になにか新しい権利を与えるものではない。健常者であれば当たり前に行使できる権利が、障害があることによって行使できない状況にあることを正すだけだ」また、100階だてのビルのたとえを出して、
「もし100階建のビルに階段しかなかったら、車いすの人はおろか健常者だって上るのにとても大変な思いをする。ただ、こんなビルはありえません。なぜなら、すべての人が昇り降りができない。必ずエレベーターがある。一方4階建ての建物にエレベーターがないことはザラにある。ただ、階段は必ずある。」
 つまり、4階建ての建物にエレベーターをつけろと言っているのではなく(有った方が望ましいですが)、健常者にとって不可能なこと、もしくはとても難しい状況には必ず対策がある。例えば建物の階段のように。一方障がい者にとって不可能なことや困難な状況があっても、無視されたり、十分な対策が無かったりする。ここに障がい者差別の根っこがあるように思いました。

 「厚意や恩恵から権利へ」 そんな風に受け止めることから始めていきたい。そう思いました。

 文責:及川
Posted by CIL たすけっと at 14:17 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
リハ工学カンファレンス [2010年08月30日(Mon)]
リハ工学カンファレンス

 8月26日〜28日にわたって、仙台市産業プラザ「アエル」を主会場として、
「第25回 リハ工学カンファレンス」(http://www.resja.gr.jp/conf-25/index.htm)が開催されました。

 全国から、障がい当事者、研究者、OT、PT、義肢装具士、学生、福祉機器メーカーが集い、講演や演題発表、機器展示などが行われました。

 
 私は26日のみの参加でしたが、基調講演と2つのセクションで演題発表を聞いてきました。

 基調講演では、金沢美術工芸大学 デザイン科の荒井利春教授が「多様なユーザーと創るデザインの創造力」と題し講演されました。
その中で印象に残ったことは石川県庁のバリアフリー化に当事者とともにとりくんだ実践についてです。相当早い段階からワークショップや協議を重ね、多くの要望、アイディアをまとめ、形にしていった様子が語られました。たとえば、多目的トイレの開閉ボタンについて、ボタンの大きさ、位置を決める時に、当事者と議論をし、「開」と「閉」ボタンを小さくし、2つのボタンの配置を横に並べた、という事例が紹介されました。そうした使う側の声が、ユニバーサルな環境を創り出していく、というごくごく当たり前だけれども、とても重要なポイントを示されました。

その後、個別のセッションに移り、私は「スポーツ」「福祉用具・品質」というセッションを聞きました。それぞれ4つの発表がありました。
 工学カンファレンスなので技術的な話題、専門用語も多く、慣れていないこともあり、話についていくことに必死でしたが、「スポーツ」のセッションで、スノーボード用の義足制作についての発表は印象に残りました。2年がかりで試行錯誤を繰り返し、オーダー通りの義足を作っていく過程が紹介されました。
「道具」をうまく活用し、生活を豊かにしていく。それがリハ工学なのだと改めて感じました。

文責:及川
Posted by CIL たすけっと at 17:02 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
6月12日(土)八木山南小学校で行われた、防災訓練に参加してきました。 [2010年06月17日(Thu)]
2010年6月12日(土)
八木山南小学校で行われた
防災訓練に参加してきました

 12日たすけっとから、菊池さんと僕と介助者の3名で、八木山南小学校で行われた防災訓練に参加してきました。会場では、怪我や骨折したときの処置の仕方や、(トリアージ)というカードにより、最も重傷の人を優先に治療が受けられる。その他に、消防車・救急車の展示・歩いて煙の中を体験できるコーナ−がありました。実際に歩いてみて、目も開けていることも辛いし、本当実際は、いくつもの悪条件が重なっている可能性があると思うので、火災時パニックになってしまうかもしれませんが、事前に避難経路の確認や非常食・懐中電灯などの準備をしておけば、いざという時少しは落ち着いて行動できると思います。



↑応急手当用の道具


↑FS式煙体験ハウス内にて

★FS式煙体験ハウスとは
 実際に火災等で煙が発生した時に、煙の中を歩いて体験できるハウスです。



トリアージ」とは災害医療等において、大事故、大規模災害など多数の傷病者が発生した際においての救命の順序を決めるため、標準化が図られて分類されている。「トリアージ」は最大効率を得る為に、一般的に直接治療に関与しない専任の医療従事者が行うとされており、可能な限り何回も繰り返して行うことが奨励されている。その判断基準は使用者・資格・対象と使用者の人数バランス・緊急度・対象場所の面積など、各要因によって異なってくる。一般的に、複数個の救急隊が出場する事案であれば(例えば玉突き衝突事故等)、隊と隊の間の意思疎通・情報共有のためにもトリアージタッグが使用される。
ウィキペディアから引用




この訓練は,昭和53年の「宮城県沖地震」を契機に,昭和54年の「県民防災の日」(6月12日)から,県内各地域において大規模地震災害の発生に備え,地震災害に対する防災体制の確立と防災意識の高揚を図ることを目的として県内各地域で防災関係機関と地域住民が一体となって各種の訓練が実施されています。
 宮城県においては,災害対策本部設置運用訓練,通信・通報訓練等を実施しています。

宮城県/本県の防災訓練HPから引用



↑炊き出し用の道具

 日頃思うことは、実際に地震が発生して普段の暮らしが出来ず、障がい者はさらに不便な生活を強いられ、それに加え建物の下敷きとかになったら、支援や介助を待つ間に亡くなることも考えられる。考えれば考えるほど怖さが増していくようだけれど、考えておくべきことである。重要なことでもある。
 近々、宮城県には大きな地震がくると言われている。皆さんは災害に備え、何か備えている物ありますか?。ぼくは、とくに災害時に備え準備していることは、今のところありませんが、これからくるであろう地震に備え、非常食や飲料水は準備しておこうかと思っています。目安として2日分程度。
 今回の防災訓練に参加してみて、施設にいた頃の避難訓練とは違う、何か起こってしまうと、今まで積み重ねて来た物すべて、崩れてくように思いました。「備えあれば憂いなし」、この言葉のように、人それぞれでいいから、地震に限らず予期せぬアクシデントに備えて、生き延びる術を、どこか部屋の隅に頭の隅に忘れず、おいててほしいと思います。
 そして今後、障がい者と災害について考えていき、忘れがちになってしまうこの事に、もう一度障がい当事者の目線から、問題に取り組んでいけたらと思っています。


文責:和山
Posted by CIL たすけっと at 15:07 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ひまわり号でレッツゴー♪ in 秋保 [2010年06月01日(Tue)]
「ひまわり号」とは
 車椅子の通れない改札口、階段が多く障害者の利用できるトイレのない駅や、列車の構造などで、障害がある人たちが自由に列車に乗って旅が出来ないという現状のなか「列車に乗ってみたい」「旅をしたい」という障害者の切実な願いを実現させようと専用列車を走らせたのが「ひまわり号」運動の始まりでした。

 1982年11月3日、史上初めての障害者専用列車「ひまわり号」が上野駅(東京都)〜日光駅(栃木県)の間を走りました。このことは、全国的に大きな反響を呼び、そして、翌年1983年には、東京都(2)、千葉県、群馬県、京都府、広島県、愛媛県(2)、福岡県の全国9ヶ所でボランティアや障害者を含む4.300人を乗せて「ひまわり号」が走りました。 その後、「ひまわり号」は年々大きく全国各地に広がり、2000年には北海道から九州まで全国で68実行委員会が活動するようになりました。

 1991年11月3日には「ひまわり号」が走り始めてから10年を記念して全国の仲間が一同に会する集会として、「ひまわり号10周年記念祭典」をディズニーランドのすぐそばにある「東京ベイNKホール」に4.000人を超す北海道から九州までのひまわり号の仲間が色々な交通機関を利用して集合しました。この集会を成功させたことにより、社会的にも「ひまわり号」の運動が今まで以上に多くの人々に知られるようになりました。そして、多様な交通機関で障害者や交通弱者に対する認識も広がり、いろんな方面で施設の改善や多くの人々の理解も深まり、障害者への対応の仕方などに大きな変化をあたえました。

 全国各地の「ひまわり号」の実行委員会があるところでは、「ひまわり号」が走ったことをきっかけにして、障害者も利用できるトイレの設置や、スロープの設置、改札口の改善がされたり、地域における住民たちの障害者にたいする理解やボランティア活動への積極的参加がなされるなど、バリアフリーへの道が開け始めてきています。行政機関や企業などでも施設の改善や、利用しやすいように工夫するなど社会の仕組みの変化となって表れてきています。

 しかし、すべての交通機関、施設などが改善されてはおらず、又、ひとびとが十分な理解と協力の体制ができてるとは言い難い実態があるのも事実です。

 「障害者の要求実現」という視点から出発した「ひまわり号」運動は今、「障害がある、ないにかかわらず」本当の意味で、差別のない、対等平等の精神の確立と、施設の充実を目指して政府や地方自治体・企業にも積極的に働きかけ、すべての人が「いつでも、だれでも、どこへでも安心して利用できる交通のしくみ」と安心して住み続けられる「まちづくり」をめざして全国統一の運動として取り組んでいます。
全国統一運動としての「ひまわり号」
 「ひまわり号」は現在全国の統一した運動として、北は北海道から南は九州までの日本各地で活動しています。各地の実行委員会は地域の中での運動を大事にし、地域や置かれた環境によって、それぞれに独自の取り組みや、運動をしていますが、いつでも全国統一運動としての「ひまわり号」運動の意義を理解しながら活動をしています。

 ひまわり号を走らせる全国連絡会は日本各地を北海道・東北・北関東・南関東・北信越・中部・関西・中国・四国・九州の10のブロックに分けて、各ブロックにはブロック議長が責任をもって各ブロックの運営を担当しています。

 また、各ブロック議長は全国連絡会の運営委員として、全国連絡会の運営も責任を持ちます。

 各地の「ひまわり号」の実行委員会はお互いに列車の運行や、情報の交換、運動の支援などに連帯の意識をもって援助しあっています。

 全国連絡会では全国統一運動をすすめる上で、毎年11月に全国総会と全国交流会を同時開催しています、全国の仲間と1年間の活動の方針を決めたり、その年の「ひまわり号」の成果を持ち寄って経験交流を進めています。普段、同じ地域の仲間とは会う機会も多々ありますが、全国の仲間が一同に会するのは全国総会と全国交流会になります。ここでは全国の仲間の経験交流が盛んに行われています。

 全国連絡会では各地の「ひまわり号」実行委員会が資金づくりのために扱える統一物品を企画しています。特にロールティッシュや「ひまわり号」グッズを業者などの協力を得て、全国統一の品物として販売することが可能になっています。自分たちだけで物品を製作して販売するよりもリスクがなく、扱いやすい製品を販売することで「ひまわり号」の資金作りには最適です。全国の仲間が統一された品物を扱うことで、「ひまわり号」運動の全国的な知名度も広がってゆきます。

ひまわり号憲章
 障害者の「列車に乗ってみたい」「旅をしたい」という要求実現から出発した「ひまわり号」にかかわるわれわれは、日本国憲法の精神にしたがい、なににもまさって個人を尊重しようという原理を、人間社会の最高の価値と認め、障害児・者の「完全参加と平等」の権利が現実のものとなるには非常に大きな努力が必要であることを考慮し、政府・関係の非政府組織、教育者、家庭および個人の導きとなり、広め、実践を促すためのものとする。
 ここに、すべての障害児・者の健康と安全および幸福をはかるための一翼を担うことを確認し、「ひまわり号憲章」を定めることを提唱する。
1.すべての障害者は、その障害の種別を越えて人として尊ばれる。
2.すべての障害者は、社会の一員として対等、平等の関係のなかでふつうの文化水準にみあう生活がおくれる。
3.福祉の向上と平和を願うすべての国民による住みやすいまちづくり運動の連携と共同の機会とし国民福祉の発展に貢献する。
4.「ひまわり号」の運動は、障害をもつものも障害をもたないものも安心して住めるまちづくりをめざす。
(1)「ひまわり号」に集う仲間たちとひとりひとりが主人公となり、人間交流の楽しさと、ロマン、ドラマに満ちた旅を満喫しあおう。
(2)すべての障害者が自らの力で安全に、そして自由に利用できる駅づくり、ターミナルづくり、交通体系の是正と整備を促進させあおう。
(3)域社会、コミュニティーのすべての住民に障害者、高齢者、長期療養者があたりまえの暮らしがおくれるように建物、道路、乗り物、住宅の不自由さをとりのぞくことは、健常者にとっても暮らしやすいまちであることを草の根の哲学としあおう。
(4)その他、その地域で走らせた経験を学び合わせ、社会的弱者と福祉の問題の新しい目、新しい考え、新しい姿勢を培いあおう。
(5)「ひまわり号」の運動は、政治上のその他の意見、財産、人権、性別、社会的身分または宗教、思想信条によって差別されないことを守りあおう。

ひまわり号を走らせる全国連絡会 HPから引用



ひまわり号に乗って 
 2010年5月30日、ミニひまわり号を走らせる宮城実行委員会主催の2010年障害者友情列車『ミニひまわり号 For みんなで歌おう秋保の旅』というイベントに参加してきました。
 同日、9時に仙台駅西口に集合し福祉バス「ひまわり号」に乗り、一路秋保へと向かいました。今回、はじめて「ひまわり号」という存在を知り、今から25年以上前からこの活動しているとのことで、参加して興味が湧いてきました。参加したきっかけは、たすけっとの事務所に届く、福祉新聞の記事をスタッフの人から紹介されたのがきっかけです。ひまわり号を走らせる全国連絡会のHPにあるように、障がいがあっても自由に列車に乗って旅行がしたいという思いが、ひまわり号を走らせた。車中では、初めて参加した人を中心に自己紹介をしたり、宮城ひまわり号テーマソングの練習をしながら目的地へ。


 そして、10時半前に秋保大滝に到着。僕は、仙台に来て5年ですが初めて秋保にいきました。この日は、天気も良くて新緑が眩しく散策には最高の日でした。が、しかし秋保大滝付近はバリアフリーになっていなくて、車椅子で参加された方は別ルートで、大滝が見える橋まで歩いて行き大滝を拝見しました。けれど、新緑がおい茂っていて大滝全貌は残念ながら見れませんでした。こういった場所は、街中とは全く手の加えられていない自然は、このままで良いのか、それとも人工的に手を加え、車椅子の人たちでも歩ける人と同じ目線で距離で景色や感動を得られる、僕は同じ感覚で得られたいと強く思いました。かといって、自然を壊してまでとは言わないけれど、ここまで来ているのに、大滝が満足に見れないのは悔しいですよ、悲しいですよ。少しでも、みんなと同じ目線で気持ちを分かち合えたらと思いました。
 昼食は、秋保大滝のところにある食堂で食べました。昼食の食べ物が4種類、カレーライス・ざるそば・温かいそば・温かいうどん、があって、それを来るバスの中でくじ引きして食べるものが決まるのは、面白い企画だなと思いました。ちなみに僕はざるそばでした。おいしかったです。

 その後、大滝からバスで15分ほどはなれた「秋保わらの家」という所に行き、『あおぞら歌声喫茶in秋保ゆめの森』に参加しました。ここでは、D51合唱団の皆さんや、全障研サークルふれんどの秋保藁の家の皆さんの、演奏や歌を聞いたり、参加したひまわり号の皆から用意された歌集の中から、歌いたいうたをリクエストし、会場にいる全員と生演奏のなか歌いました。


午前中より暑い日差しの中に、2時間くらい外にいたので多少日焼けもしましたし疲れました。でも、この集まりに相応しく青空が広がり、そして青々と輝く新緑たちが、普段、街中にいる僕たちを癒してくれてるかのよう、大きく深呼吸すると、全身に新しい血液が流れるようで、リフレッシュされました。

 今回乗ったバスは、ふれあい福祉バス(リフト付)で、乗車定員は43名(客席33席 補助席10席)※車椅子2台(最大)を取り付けた時、定員43名(客席33席、補助席8席)のバスでした。
 参加してきて、まだ行っていない場所にも行けたし、自分の中で新たに感じさせられた感情も生まれ感じることができました。今までは、諦めていたことでしたが、ただ「大滝を近くで見たい(見たかった)」という思いが、自宅に帰ってきて尚更つよく感じました。ただ車椅子に乗っているだけなのに・・・。でも参加していなければ気づかない、思い出さない事だったかもしれません。そしてこの活動のことも知りました。実行委員のみなさん、ありがとうございました。
今度は秋に「ひまわり号」は走るみたいなので、みなさんも是非参加してみてください。

文責:和山


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10・30全国大行動の参加報告 [2009年11月17日(Tue)]
さよなら!障害者自立支援法
 つくろう!私たちの新法を!
10.30全国大フォーラム参加報告 (文責:和山)

↑政党シンポジウムの様子
《コーディネーター》
日本障害者協議会・藤井克徳、全国大行動実行委員会・今村登
《シンポジスト》
民主党 石毛えい子衆議院議員/日本共産党 高橋千鶴子衆議院議員
社民党 阿部知子衆議院議員
《あいさつのみ》
国民新党 亀井郁夫参議院議員

↑真剣に聞き入る左:杉山氏と右:和山氏

■この全国大フォーラムは2005年から始まり、障害者自立支援法になってから僕ら障がい者、自分らしい生活がしたい、もっと自由に外出したい、なぜ障がいが重ければ重いほど、自己負担が多いのかと怒りが頂点にまで達し、国に対して自立支援法反対の運動を続けてきた。
当日30日、長妻昭厚生労働大臣がお見えになり、お話の中で「これから私どもといたしましては、4年間の政権の1期の中で、この応益負担から応能負担に変える新しい制度を創設していく。ただしその際には、本当にみなさま方お一人お一人のご意見をできる限り拝聴して、みんなで一緒によりよい制度をつくっていきたい。こういうふうにも、我々は考えてございます。」と、おしゃってまして、会場から何度かの大きな拍手がありました。
当事者や障害児の親御さん、福祉関係者の方々のお話を拝聴し、自立支援法によって生活が苦しい、移動に制限がある、応能負担から応益負担に変わり自己負担が増えて生活が苦しいなどといった、全く当事者の意見も聞かず、勝手に法律を作り、例えるなら僕ら見えないオリに囲まれた生活を、送らされている感じがしました。
そして、シンポジウムの中で、「そよ風のように、町へ出よう」とおしゃった方がいまして、すごく共感しましたし、背筋がゾクゾクして「障がい者が街に出れば、社会は変わってくんだ!」と想いました。
日々の中で、食事や排泄、入浴までといった生活のあらゆる行動、営みまでもにお金がかかるのはおかしい!。ぼくが施設にいる頃は、全く法律に対して関心も怒りも何も感じないことでした。一人暮らしを始めてから、障がい者の生活は法律の上にあるのだと、今感じて日々生活をしています。
 同日12時から日比谷野外音楽堂にて、主催者あいさつ→集会アピール:来賓・連帯あいさつ→政党シンポジウム→閉会行事→国会、東京駅方面デモ出発→目的地到着後、流れ解散でした。
こうして全国から当事者が集まって、一つのことを変えようとしているパワーに凄さと、国に僕たちの声が届いたことに、継続は力なりという言葉が思い浮かんだし、この国に生きてるんだということを、強く訴えた気がします。(文責:和山)

↑厚生労働省の前でのアピール集会の様子

↑大行進の様子

↑大行進の様子(CILたすけっとスタッフの後姿)

※10・30全国大行動実行委員会HPはこちら
Posted by CIL たすけっと at 17:22 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第16回ハートインみやぎ [2009年10月11日(Sun)]
09年10月10日
NPO法人ハートインみやぎ(http://www.heart-in.org/)が主催した
『第16回ハートインみやぎ』にいってきました。

前座では「ODAZUNA」のレスラーとしても参加させていただきました。

 さて、今回のテーマは「欝(うつ)」。
3つのパートに分かれ、
@『不況下のメンタルヘルス』と題した講演
A『WRAP』というプログラムの紹介
Bうつ体験者によるディスカッション
 という内容でした。


メディアテーク 超満員でした。

 まず、ハートインみやぎ理事長でもある、原敬造医師による講演では、人口の3%程度がうつ病(WHO概算)であり、全人口の6〜7人に1人は一生のうちに一度はうつの状態を経験し、ごく、一般的な病気であること。
 また、うつは『心のかぜ』と時々聞くが、それほど軽く考えられるものではない、とお話があ
りました。うつ病の啓発、理解促進などでしばしば使われますが、イメージの変化とともに正しい情報を得ていく、伝えていくことが重要だと改めて思いました。

原氏の講演⇒



  2つ目、「元気回復行動プラン〜WRAP〜とは?」ということで、市川市でWRAP(ラップ)のファシリテーターをされている森川純子氏、石津彰之氏によるWRAPの紹介がありました。
WRAPは“Wellness(元気) Recovery(回復) Action(行動) Plan”といい、アメリカのう
つの当事者によって開発されたプログラムです。自分の心の状況に合わせたプラン(対応プランを自分自身で作り、『いい感じの自分』から『クライシス(危機)に面した自分』に対応
したプランをつくり、少しずつ元気を回復させていこうというものです。
 私たちがやっているピアカウンセリングにちょっとにてるなぁ、と思いました。私の説明では???でしょうから、詳細は森川、石津両氏が活動されている「WRAP in ichikawa らっぴん」のページをご覧ください。http://wrapichikawa.com/default.aspx 

3つ目、うつ経験者によるシンポジウムは、話題が多岐に渡り、見た目(印象)、家族・家庭、仕事、「がんばれ」という言葉、自殺、医者との関係etc・・・様々なことが話されました。
 その中で2,3、感想を書きたいと思います。「がんばれ」ということについて、総じて「そもそも、その人の“ガンバリ度”を誰が、何をもって評価するの?」との問いにハッとしました。他人との比較か、仕事・役割との関係か? たしかにがんばってる、がんばってない、というのは一人一人違う。それを他人がその人の価値基準でもって判断する。「だれが、なにをもって」判断するの?という問いがまだ頭を回っています。
 登壇された方は、もちろんそれぞれのテーマごと同じ考えであれば、違う部分もありました。話を聞いていて感じたのは、それらすべてが真実であること、冒すことができないいうこと。冒頭の講演でもありましたが、そして理解すること、無理解が一番その本人にとって一番つらいということが大切だなと感じました。


≪当日の資料≫

↓講師のプロフィールなど

↓当日のプログラムなど


Posted by CIL たすけっと at 15:23 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
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