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第15回ハートインみやぎ「貧困」とメンタルヘルスに参加して [2008年10月26日(Sun)]
昨日、08年10月25日 
第15回ハートインみやぎ「貧困」とメンタルヘルス
今年のテーマは「貧困」とメンタルヘルス!!に参加しました。


講演会前には、障害者プロレス団体「ODAZUNA」が熱いプロレスを見せてくれました。


講演会の様子
(左:七瀬タロウさん(精神医療ユーザー・社会学) 右:雨宮処凛さん(作家))


雨宮さんからのお話しでは、日本でバブルがはじけて就職難や普通の暮らしができなくなってきた。今、そういった方々は自分は社会から必要とされていないのではないか?と感じるようになっている。

 現状も、自殺未遂やネットカフェ難民、ホームレスが急激に増加している。

それらの多くは、地方から都市に移住している方が多く「高収入!自分探し!自由勤務体制!」と派遣会などにほのめかされて非正規社員としてきている人が多い。また、その様な方の家庭には色々な人間関係の問題を抱えていたり、金銭的に苦しいという背景がある。(親は既に亡くなっていたり、病気だったり)

 だが、急に解雇されたり結局職場が無くなり、ホームレスやネットカフェ難民になる人が増えている。今は所持金20円程でネットカフェ使用料を払えず逮捕される人が増えている。みんなギリギリの生活をしている。

 また、東北や北海道の時給が安い地方住民をターゲットにしている派遣会社が多い事もわかった。

 今は、全体の約34%が非正社員である。24歳では50%が非正社員という現状。

派遣の勤務地は海外までおよんでおり、広島の方で中国に派遣された人を取材した話しでは、派遣先の中国までの交通費は自分持ちで、なおかつ中国で時給300円で働かされる。

あげくに、1年以内に辞めると5万円の罰金が科せられるシステムになっており、生活費を払うと毎月8000円のマイナスとなる。仕事内容は、元々、国内にあったコールセンターを中国に移し中国で日本から来る電話に対応しているとのこと。

その時も、派遣会社では「海外でスキルアップ!語学が学べる!」などのキャッチフレーズでほのめかしていた。

また、ネットカフェ難民になる方々には、小さいときにイジメにあっている人が多いという話しも衝撃的でした。

中学校でイジメにあう⇒高校と大学には行かず引きこもりとなる⇒工場など派遣会社で働くがまもなく解雇される⇒ネットカフェ難民となる。という構図になっているという。

心の問題を抱えていたり、対人関係がうまく築けない人は、蹴落とされ企業には食い物にされている、と雨宮さんは怒りを表す。

また、フリーターやネットカフェ難民やホームレスの方には、加重債務問題・障がい者をもっている・保険証がない・家が無い・などの沢山の問題が絡んでいるので、様々なNPO団体と協力して支援している。

また現在、アダルトチルドレンや親の仲が悪かったり、子や女性が虐待を受けたりして上手く人間関係が築けない人が増えているが、そういった家庭は低所得な家庭のケースが多い。低所得が要因の一つと考えられる。

そして、アダルトチルドレンという言葉が流行った時から「すべて親が悪い」という考え方が増えてきたが、本来は社会の問題でもあるということを忘れ、親子が希薄な関係に陥るケースも少なくない。

精神障がいの診断でもそうだが、個人病理化してしまている。それにより本質の原因が隠されてしまっている。ADHDも同じで、原因や課題は他にあるはずなのに、強制的に病院に入れさせられてします国もでてきた。儲かるのは薬会社である。と話すのは七瀬さん。

今、社会では競争社会に勝てない人間はいらないという考え方。(しかし、それでは人材を育てられない為、社会にも不利益)
過重な、労働を強いられ心も体もボロボロになり精神病院にはいる若者(20代〜30代)が増えている。

今、日本の若者も声を出し始めた。メーディの日に全国でフリーターや非正社員が行動をおこしている。海外でも同じ動きがあり、イタリア・ドイツ・フランス・韓国などでも同じ現象が起きている。


シンポジウムでも紹介されたメーディのビデオ
「2008プレカリアート(非正社員)は増殖 連結する」



自分だけが悪いわけではない。こうゆう現状になっているのは社会にも問題があると思う。そういった思いを声にだす。自分を肯定できない人(自分を否定している人)は怒れない。自分の気持ちと向き合うことにより始めて怒りとなる、と話してくれた雨宮さん。

シンポジウムの様子

コーディネーター 原敬造さん(原クリニック院長)
〜シンポジスト〜
雨宮処凛さん(作家)
新沼鉄也さん(NPO法人ワンファミリー仙台 事務長)
伊藤竹海さん(イトーキカク ハートインみやぎ理事)
山本潔さん(ハートインみやぎ理事)

 上司にYESマンであればあるほど上司に可愛がられたが、ある日、上司から人間否定され精神病となる。
 社会や組織が信じられなくなった。周りの人たちも「大丈夫だよ、何かあったら助けてくれる」と言ってくれたが、気が付いたら周りには誰もいなかった。会社を辞めてからも1人も連絡をくれる人はいなかった。
 人と関わるのはよい事も悪い事もあると思うが自分の場合は悪いことがあったので、関わるのが嫌になってしまった。虚しさや空虚感を感じる事がある。と話してくれたのは精神障がい当事者の伊藤竹海さん(イトーキカク ハートインみやぎ理事)

 ずっと自分が悪い、自分が弱いからだと考えていた。と話してくれたのは山本潔さん(ハートインみやぎ理事)。
 自分は、自分で自分自身を否定したり社会や親にも、おもいっきり否定されてきた。
しかし、今は当事者運動に関わることにより、連結や生きがいを得られた。是非みなさんにも当事者同士の関わりや運動をおこなってほしい。
 生きるうえで、空気をよんだりコミュニケーションがうまくとれない人はイジメにあったり蹴落とされる。けして一人一人の人格が尊重されている社会ではないと感じる。みんなが生き辛さをかんじている。


 過去にホームレスの経験がある新沼鉄也さん(NPO法人ワンファミリー仙台 事務長)からは、ホームレスになる直前と直後が一番苦しかった。どこで死のうか?といつも考えていた。
だが、一度落ちてしまうと社会に復帰する大変さを感じた。今の社会は一度落ちてしまうと2度と社会に戻れない。

 雨宮処凛さん(作家)からは。
社会も学校も競争ベースである。今24歳の50%が非社員。しかし、学校ではフリーターは駄目ですよと教えている。50個しかない椅子に100人で椅子取りゲームをさせている。しかも、椅子に座れなかった50人は蹴落とされ、とても生き辛い社会である。

以上、簡単でしたが箇条書きのメモを載せてみました。自分も社会で働く者として現状をしり強くショックを受けましたし、今後自分もどのような事ができるか?考えていきたいと思います。
(小椋)








 
Posted by CIL たすけっと at 11:34 | イベント参加報告 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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