市民協 社会政策委員会の呼びかけ [2017年06月21日(Wed)]
(企画案)社会政策問題研究会の発足にあたって
≪趣旨≫ 介護保険制度の改正に対する対応は市民協ではすでに決定し、その作業を進めている。だが、介護保険制度はその内部で決着がつくものではなく、社会保障制度、社会政策全体との関連が深く、これらの研究を進める必要があり、市民協として「社会政策問題研究会」として独自研究として進める。(事務局は、「市民協・政策委員会」が担う。) ≪参加費 第一期 4回 1万円≫≪オブザーバー参加費 一回 3000円) ≪場所≫全労済協会 会議室(都営地下鉄 新宿駅 下車3分) ≪テーマ≫ 制度別をテーマとせずに、横断的な切り口で行う。 @社会保険料・税金の徴収と配分 A就業と給付(介護離職、介護者離職問題、子育てを含む) B現金と現物給付の関係 C生活保護制度の在り方 D制度の地方分権化は方向性としては良いか ≪議論の方向性試案≫ @現金給付を中心とした社会保障体系を、介護、保健医療、保育、環境、教育など、社会サービスというかたちでの需要に応じた現物給付を中心とした体系にかえること、 Aこれらの現物給付と就業促進をセットとすること(→それゆえ総合社会政策)、 B窮迫する国家財政のもとでは、それぞれの地域ごとに、「新しい公共」型の公助・共助ミックス型の政策展開をはかる必要があり、そのためには、萎縮しつつあるNPOの新しい展望など、担い手づくりを重視しなければならないこと、 C 以上のことを実現するために地域総合社会政策体系をつくりあげることが必要であるが、その際、地域間の不公正な格差をなくすための政策的配慮が必要なこと、 ≪実施場所≫全労済協会(地下鉄都営線新宿駅下車3分) 第一期≪実施スケジュール≫ 2017年7月開始⇒8月において、集中的に実施する。(一部9,10月に持ち越し) 開 催日:≪第1回≫2017年7月25日(火) 午後1時から3時 「社会政策」の必要性と課題 メインスピーカー 高木郁朗(日本女子大名誉教授) 午後3時から5時 研究会 ≪第2回≫7月28日(金) 午後1時から3時 社会政策においてNPOの役割と課題 メインスピーカー 安立清史(九州大学教授) 3時15分〜5時 研究会 ≪第3回≫8月3日(木) 午後1時00分〜3時 介護保険制度と社会保障の行方 メインピーカー結城康博(淑徳大学教授) 3時15分〜5時 研究会 ≪第4回≫8月10日(木) 午後1時から3時 日本の社会保障の将来 メインスピーカー 宮本太郎(中央大学教授) 午後3時15分〜5時 研究会 第二期≪ゲストメンバー・現在依頼中≫積み残し分がある場合(予定講師) (未定) メンバー(未定、現時点の参加者) 座長 高木郁朗(日本女子大学名誉教授) 座長代理 島津 淳(桜美林大学教授) 安立清史(九州大学教授) 奥田義人(認定NPO法人たすけあいの会ふれあいネットまつど) 島田慎太郎(認定NPO法人市民福祉団体全国協議会) 竹重 俊文(一般社団法人地域ケア総合研究所) 田中尚輝(認定NPO法人市民福祉団体全国協議会) 奈良 環(企画・編集・研究・研修プロデュース) 松下典子(NPO法人ゆいの会) 牧野史子(NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジン) 光岡明子(NPO法人せたがやサポートセンター) 鷲尾公子(認定NPO 法人ぐるーぷ藤) 村居多美子(NPO法人介護サービスさくら) 筒井一彦(個人) 安久津正幸(個人)他 (事務局) 田中尚輝、金子知巳 |
Posted by
田中尚輝
at 14:12