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改正介護保険が失敗したら、どうするか? [2015年04月25日(Sat)]
改正介護保険施行が失敗すると、どうするか?

私や先進的NPOは改正介護保険が成功するために日夜奮闘している。しかし、この軸になるべき自治体の姿勢がどうしようもない。だから、多くのところで、失敗せざるを得なくなるだろう。

その結果、当事者である軽度者は全国各地で悲鳴を上げるだろう。そして、自治体に駆けこむだろう。つまり、大混乱だ。この予測が残念ながら、7〜8割の確率で当たるだろう。

それで、どうするのか。

私は制度は一回つくると変更は難しいということを理解している。そこで、現状の制度で言えば、サービスAとサービスBを合体させることだと思う。現状のサービスAもサービスBも中途半端なのだ。

サービスAは、霞が関としては自治体からの反発をさけるために、これまでの介護保険制度と同じように国保連からの報酬支払いとした。したがって、これをボランティアに実施してもらうわけにはいかず、賃金労働者を主軸にせざるをえなくなった。

このサービスAが実際には、改正介護保険を支える場になり、大半の軽度者がサービスAに流れるだろう。

次に、サービスBについて行政は設置費と運営費の補助はするが、ボランティアサービスへの資金は投下しない、ということになっている。ある市は1日数時間当たりのボランティア活動に対して、100円ほどのポイントは出しても良い、というレベルだ。

NPOはサービスBを提供するために、有償ボランティアを採用せざるをえないだろう。1時間当たり、800円〜1000円の利用料になるだろう。これに対してサービスAは、自己負担1〜2割だから、200円〜400円ということになる。だから、多くの人はサービスAを選択するだろう。

だから、新改正介護保険はサービスAとBを一緒にし、国保連の手を借りずに自治体が支払いまで行うのだ。サービスB無償ボランティアはよいとして、有償ボランティア料金程度は自治体が出せばよいのだ。

私の所属する介護系NPO・市民協は現在の改正介護保険がナントか成功するように頑張るが、混乱の収拾がつかない時には、以上のような政策提言をするようになるだろう。そうなってほしくはないが。

Posted by 田中尚輝 at 14:40
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