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改正介護保険は大失敗に終わるか? [2015年04月24日(Fri)]
改正介護保険は「革命」か「クーデター」か?

昨日、介護の専門紙の取材を受けながら考えていたのだが、改正介護保険法は「革命」か「クーデター」かということだ。

改正の中身は「革命」だ。福祉サービスの側に市民を入れたのだから、日本御福祉の政界にはなかった大革命だ。

だが、その実施を自治体に求めざるを得ないところの準備が決定的に欠けていた。厚生労働省は介護保険制度開始直後から、この制度に問題点があることに気づき、「地域包括ケア」なる概念を打ち出してきた。これは2003年からのことである。

つまり、介護も医療も「点」を専門事業者(介護事業者、医療機関)が狙い撃ちするだけでは、「点」が多くなるほど専門事業者を多くせざるを得ず、それを公費や保険料で賄うことはできない、という簡単な結論であった。だから、市民を巻き込み、地域社会で包括ケアを実施しようとしたのだ。

ところが実施の軸になるはずの自治体は「地域包括支援センター」をつくればいいんでしょ、という技術的なレベルでしか受け取っていないのだ。

だから、自治体役人の頭は既存のフォーマルの機関である地域包括支援センターや地域ケア会議、社協を動かすことしか頭に浮かばないのだ。

改正の内容は「革命」であるのに、実施・推進機関がこれでは「宮廷革命=クーデター」に終わりかねない。

この結果、甚大な被害を受けるのは軽度者であり、猛烈な抗議を受けるのは自治体だ。

どうも最悪の方向に改正介護保険は進みつつあるような気がしていならない。ナントかしなければならない。時間がない。

みなさんは、どう思うか?

Posted by 田中尚輝 at 11:03
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