長野県東御市で地域助けあい組織が、私が講演 [2015年03月16日(Mon)]
『信濃毎日新聞』3月13日号
≪高齢者みんなで支える 東御・滋野の自治組織「部会」発足へ≫ 「暮らし続けられる地域に」〜交流サロンや買い物送迎など計画 「リード文」 東御市滋野地区の自治組織「しげの里づくりの会」は2015年度、地域住民で高齢者の暮らしを支援する「支えあい部会」を発足させる。当面は、お年寄りが定期的に滋野コミュニティセンターに集まり交流するサロンを施行する。市の地域包括支援センターとも連携し、行政や介護保険頼みにならない介護予防や地域づくりに取り組む。 「本文」 計画では、民生児童委員や福祉施設で働いていた経験がある人などで「支えあい部会」を構成する。滋野地区の比較的健康なお年寄りを対象に週1回程度、同センターで茶呑み話や健康づくり体操をして過ごすサロンを開く。自宅からの送迎も検討している。 部会の発足は、要介護度が低い「要支援1,2」の高齢者向けサービスの一部を4月以降、段階的に介護保険給付から切り離して市町村の事業に移す国の制度改正を見据えた取り組み。住民による見守りや支えあいを充実させる狙いがある。「里づくりの会」の吉田周平会長(73)は「少子高齢化が進む中、住み慣れた地域でお年寄りが1人暮らし続けられる仕組みを作りたい」と話す。 同市滋野のスーパー「ツルヤ滋野店」が2月に閉店した」ことも考慮。運転できずに買い物に困る人の送迎や1人暮らしの高お齢者宅への見回り、庭の掃除といった生活支援も視野にいれている。市の武舎和博健康福祉部長は「地域による自発的な支えあいの取り組みは、市としてはありがたい」とする。 「里づくりの会」は、活動を始める前の勉強会として、15日1時半から3時半、NPO法人「市民福祉団体全国協議会」(東京)専務理事田中尚輝さんによる講演会「共感と支えあいの社会へ」を、滋野コミュニティセンターで開く。入場無料。問い合わせは・・・・・。 |
Posted by
田中尚輝
at 03:34