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心の先史時代 [2012年10月10日(Wed)]
認知考古学という分野が形成されつつあり、その観点から心の問題の発生・形成を考えた意欲的な作品がでた。

『心の先史時代』(スティーヴン・ミズン、青土社、375頁、3200円、1998年)

これまで考古学は遺跡、古墳、あるいは何百年、何十万年前の骨や道具から、当時の人間の生活を分析していた。それが「心」にまで到達した。

いろんなアプローチがあるのだが、頭蓋骨の大きさから脳の容量を測定するというのは誰でも分かることだが、頭骸骨の形状から言葉をどの程度つかっていたかを類推する。脳のブローカー領域、ウェルニッヶ領域などの言語中枢の発達度をみるわけだ。

また200万年前に現れたホモ・ハビリスは平均82人前後での集団生活をしており、これはチンパンジーの60頭前後の集団生活に匹敵することを脳の大きさなどから推理している。

楽しいのは男の女に対する贈与が二足歩行を増進した、と言う指摘である。これは考古学や動物学の中では理解が一般的に成ってきている。つまり、6万5千万年の火山の大爆発により、10度も温度が6年間にわたりさがり、アフリカの森林面積が狭くなる。人間はサバンナにでなければならなくなる。それは危険な選択であって、他の動物に襲われる機会が増える。これを補うために人類は多産になっていく。

他方において、人間の頭脳が大きくなると出産しにくくなる。だから、頭を小さくして生んで(400cc=これは人類が発生した700万年前の大きさと一致)、その後4倍の1500cc程度にまで大きくする。ということは子育ての時間が延びるということだ


以上のことによって、女性の食料確保の時間、エネルギーがさけなくなる。そこで男が食料確保に力点を置き、それを女性に贈与=プレゼントするのだ。女性は喜ぶ。男は喜ぶ女性を見てなおプレゼントに励むわけだ。

そして、この食料を運ぶことのあめに二足歩行が発展するというわけだ。なかなか人間の発展方向は面白い。
Posted by 田中尚輝 at 06:10
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