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なんと言ったらよいのだろう。凄い!本が出た。  [2012年09月24日(Mon)]
 なんと言ったらよいのだろう。凄い!本が出た。

>『戦後史の正体 1945−2012』(孫崎 享、創元社、386頁1800円)だ。労福協副会長の山本さんに薦められて読んだ。

 著者の孫崎は外務省官僚OB。外務省では国際局長をやり、その後、防衛大学教授になっている。

 表紙カバーに次のように書いてある。「えっ、これは驚いた! 元外務省・国際情報局長が最大のタブー『米国からの圧力』を軸に、戦後70年を読み解く!」じつに、掛け値なしの本だ。

 孫崎は「対米従属型」と「自主路線」に分け、戦後の首相や外相を色分けしている。

 「自主路線」:重光葵、石橋湛山、芦田均、岸信介、鳩山一郎、佐藤栄作、田中角栄、福田赳夫、宮沢喜一、細川護煕、鳩山由紀夫

 「追随派」:吉田茂、池田勇人、三木武夫、中曽根康弘、小泉順一郎

 その他は、一部抵抗派や意味ないリーダーだ。

 最も犯罪的な役割を果たしのが吉田茂。アメリカのイエスマンであった。孫崎が怒っているのは占領時代はともかく、52年の独立以降も吉田は充足路線を歩んだとしている。

 アメリカが怖いのは日本の首相を気に入らなければ首のすげ替えができるということだ。上に掲げた「自主路線」派はすべてアメリカの意向によって首を切られている。そのことを本書は具体的に書いている。

 1つだけ例示しよう。田中角栄はロッキード事件で首相の地位を引きずり下ろされるが、このロッキード事件がアメリカの策略だというのだ。

 嘱託尋問ということをアメリカでコーチャンに対して行い、そして有罪にしないこと約束した上で語らせ、その証言を証拠に仕立て上げ、日本にはない制度を当時の三木首相が超法規的に訴追手法をとりいれるのだ。


 この取調べに当たらせたのがアメリカ大使館においててなづけられた検事というようにつながっていく。

 日本の権力がいかにアメリカに弱いか、アメリカにコントロールされているかがよくわかる。だから、自主路線は難しいが、どうすればできるのかを想像することができる。

 日本国のことと考えている人には必読書。
Posted by 田中尚輝 at 17:10
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