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[ 「社会を変える」方法 [2012年09月21日(Fri)]
 現在の回の社会の鬱屈感はどうしようもないものがある。私たちが抱える社会的な課題はあまりにも大きい。他方、それに立ち向かうべき政治の水準はきわめて低い。

 どうするのか?難しくても「社会を変えなくてはならない」。この時期に時宜に適した本が出版された。『社会を変えるには』(小熊英二、講談社現代新書、517頁、1300円、2012年)


 本書は日本の社会運動を振り返り、民主主義の原点を見ながら最終章において「社会を変えるためには」をとりあげている。

 私は最終章が面白かった。

 そこでは例えば、次のような議論をする。1960年の安保条約、68年のベトナム戦争と同じ役割を果たしているのが、現在の福島原発だという。

 多くの人が参加する「原発デモ」を著者は次のように分析する。
 @自分たちの安全を守る気もない政府が、自分たちをないがしろにし、既得権を獲ているうちわだけで、すべてを決めるのは許せないということ。
 A自分で考え、自分が声をあげられる社会を作りたい。自分の声がきちんとうけとめられ、それによって変わっていく。そんな社会を作りたいということ。
 B無力感と退屈を、ものを買い、電気を使ってまぎらわせていくような、そんな沈滞した生活はもうごめんだということ。その電気が、一部の人間を肥え太らせ、多くの人生を狂わせて行くような、そんなやり方で作られている社会は、もういやだということ。

 そして、かつてのデモが学生や労働組合の主導によるものであったのが市民一人ひとり発になっていることに社会的変化と市民の意識的変化を見る。

 そして、これまで成功してきた市民活動を分析し、現在の社会的な変化の転換の方向を指し示している。

 現在の社会をどうにかしたい、と考えている人にとっての好著だ。ぜひご一読を進める。
Posted by 田中尚輝 at 06:54
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