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下河辺淳さんに会う  [2012年08月03日(Fri)]
下河辺淳さんに久しぶりにお目にかかった。下河辺さんといっても若い人にはわからないかもしれないが、団塊世代以上のひとなら、多くの人がご存じだろう。

型破りの官僚で若い時代から吉田茂首相のブレーンを務めるという人であり、日本の国土開発の重鎮であり、田中角栄の『日本列島改造論』を書いたなどといわれている。役人の最後は国土庁の次官で終わり、その後NIRAの理事長をととめた。イメージでいうと白洲次郎の二代目のような人で、戦後史の中の大物だ。

下河辺さんと私の出会いは私が公益社団法人長寿社会文化協会(WAC)をつくることに始まる。ひ弱な草の根団体を社団法人にしようとした場合に、会長に社会的に信用ある人を置くことが必要だ、ということで当時の官僚がセットしてくれたのだ。

下河辺さんはこうしてWACの初期10年間の会長を務めてくれた。その間、全国のWACの組織を回っていただき、全国的にフアンも多い。

いまは、愛宕に「下河辺研究室」をつくり毎日、そこへ通ってこられている。「家にいると寝たきりになるからね」とおっしゃられていた。いまも、多くの人々が下河辺さんに教えを乞いに来ている。

お年を召しているが、頭はクレーバーで、分析力、洞察力、先読みの能力は相変わらず天才的だ。高齢者問題について意見交換をさせていただいた。

こういう偉大な人物にはいつまでも長く元気でいてほしい。なお、友人からよく聞かれるのだが「東電会長になった下河辺さんとは一切の血縁的関係がない」とのこと、情報提供をしておきます。
Posted by 田中尚輝 at 10:06
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