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「公共善」の追求 [2012年07月25日(Wed)]
 マイケル・サンデルの最新書である『それをお金で買いますか −至上主義の限界』は、至上主義の問題点を例示している本であり、私の問題意識からすると若干不満が残る本だった。

 それより前の2010年にハヤカワ書房から出版された『これから「正義」の話をしよう』475頁、900円)の方がサンデルの本格的な政治哲学の体系を述べている

 本書は、功利主義とリバタリアニズム(自由至上主義)批判をしたうえで、カント、アリストテレス、ジョン・ロールズなどを通して思考を深めている。そして、最終章で「正義と共通善」について述べている。

 サンデルの結論は、次のことだ。
 「公共の領域の衰退が問題だとすれば、解決策は何だろう。共通善に基づく政治が主要な目標とするもの一つは、公民的生活基盤の再構築だ。個人消費の可能性を広げるための再分割に焦点をあてるのではなく、公共の施設とサービスを再建するために富裕層に課税する。そうすれば、富者も貧者も同じようにそうした施設やサービスを利用したがるはずだ。」(416頁)

 サンデルは、その認識にたとどりつく研究過程において、われわれの政治的議論の大半は福祉と自由を中心に回っている。つまり、経済的生産性の向上と人権の尊重が中心になっている。」(408頁)


 私は政治哲学の理論的な分野(公共善の追求)については、サンデルらの努力でいいところまdれきていると思う。

 課題は、これをいかに実践するか、だ。これには人間研究と組織の在り方、国家権力の分析が問われることになる。私はボツボツこの問題に挑戦したいと思っている。
Posted by 田中尚輝 at 09:38
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