CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
プロフィール

田中尚輝さんの画像
<< 2019年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
Redwing
日本の貧困・格差を「なくす (02/16) 高橋潤
ホンダOBが行く (02/14) 江藤清巳
NPOを応援する人材 (02/06) 高橋潤
NPOリーダーの覚悟 (02/05) ふみみん
コミュニティカフェ2題 (02/02) 高橋潤
上野千鶴子の田中批判についての意見 その2 (01/08) 井上貴至
検察の弱さ その2 (01/04) 藤本泰宏
自己肯定 (12/16) さくら
「橋下」勝利をどう考えるか? (12/09) 高橋潤
人間関係学 (12/03)
リンク集
最新トラックバック
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index2_0.xml
大きくなってきた辻元清美 [2012年05月19日(Sat)]
 辻本清美が政治家として大きくなってきている。彼女の近著『いま、『政治の質』を変える』(辻元清美、岩波書店、241頁、2012年、1700円)を読むとそれがわかる

本章は4章構成になっており、首相補佐官として東日本大震災にとりくんだこと、国交省副大臣の時代のこと(8ヶ月間)、沖縄のこと、そして政治の質を問うという構成だ。

辻本は「自社さ政権」を社会党時代に経験しており、与党は初めてではない。だがそれは自民党150人、社民党15人の時代であり、権力中枢に入ったたのではなかった。今回は、中枢に入った。

ことに「政治主導」と「官僚」との関係において、人間的な信頼関係を築きながら、政治家が理念・政策によってコントロールをすることを進めてきている。他の民主党閣僚も学べばよい。官僚に屈服すること、官僚と喧嘩だけして使えないのでは政権の維持は無理だろう。

辻本の感覚は、戦前の最大の失敗は「勝利神話」によるいけいけどんどんによる戦争への突入であり、戦後は原子力発電だった、という。

 文部科学省の原子力発電の担当者は、「除染」についてこれまで研究してこなかった。その理由は「事故対応の研究をすると、原発は事故がおきる危険なものになるからだ」という発言を辻本は紹介している。「信ぜよ、さらば救われる」という思考が原発をめぐって日本国を牛耳っていたのだ。

最後に、私が興味ある「統治」について言及している。辻本は統治とは理念と運営(マネジメント)にあるといっている。

そして、この観点が辻元がつかえた鳩山首相、菅首相の場合において分析している。いずれも不十分だったと言う結論だ。だが、ここは辻元は書きたいことを書き込んでいない。それは鳩山や菅との今後の関係を考えてのことだろう。ここらあたりは辻本も「政治家」だ。

だが、辻元が提起した理念と運営と言う基準は面白い。

これを野田首相にあてはめたら、どうだ。理念はない。運営は肝心の党内さえうまく言っていない、ということだ。野田政権も短い内閣で終わるだろう。

辻元の今後に期待したい。
Posted by 田中尚輝 at 08:30
この記事のURL
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/archive/841
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント