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『週間ポスト』の頑張り  [2012年05月07日(Mon)]
 巨大メディアは権力の一部を構成しており、その堕落も甚だしいが、時折小メディアが頑張る。『週間ポスト』5月18日号は小沢一郎の問題を特集し、「暴走検察と併走する巨大メディアの大罪」として報道しているが、なかなか読み応えがある。そこで『週間ポスト』は巨大メディアの多くは「権力派メディア」と呼んでいる。

 この特集の主張は2点
 @検察の調書偽造と誘導による「検察審査会」による小沢起訴は<検察犯罪>なので、その責任を明らかにせよ。
 A検察と一体になった大メディア(権力派メディア)は、その原因を明らかにして反省を国民の前にあきらかにしろ、ということだ


 怖いのは「検察」という「国家権力」の一部が、政権交代を阻止するために当時の野党の党首であった小沢一郎に嫌疑をあつめたのだ。検察によって政治のあり方が決められたのではたまらない。このようなことを検察に許してはならない。また、その提灯持ちをしていたのが権力派メディアなのだ。この権力派メディアはその反省も無く、「小沢は限りなくクロに近い白」などといっている。

 良心派のジャーナリスト鳥越俊太郎は次のように発言している。

 「総選挙前の西松事件は政権交代を阻止する、政権交代後の陸山会事件は小沢氏を政治の中枢からできるだけ遠ざけるという特捜部の考える”正義”のための捜査だった。それにメディアが完全に乗って世論はつくられた。国民はメディアに騙されたのであり、メディアは猛省しなければならない。」


 5月8日には、小沢一郎の民主党による処分が解ける。野党も「証人喚問」だとか馬鹿なことはやめて、政策論議に集中して、政治の機能を発揮しなければ国民に見放されるだけだ。


「権力派メディア」の累計に入る中では良心的に頑張っている「東京新聞」は、5月6日に次のように報じている。

見出しは「検審提出報告書 小沢元代表関与部分に 特捜部長が下線引く」となっている。検察審議会は一般市民で構成されているはずだが(今回はこれも疑える要素がある)、そこに検察が資料を提供する。その際に田代政弘検事がつくった「虚偽捜査報告書」も提出し、その中で小沢が関与したと言う虚偽部分に下線を引いて提出したというのだ。

どうしても特捜部は小沢を政治の世界から放逐したいらしい
Posted by 田中尚輝 at 04:50
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