CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
プロフィール

田中尚輝さんの画像
<< 2019年01月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
Redwing
日本の貧困・格差を「なくす (02/16) 高橋潤
ホンダOBが行く (02/14) 江藤清巳
NPOを応援する人材 (02/06) 高橋潤
NPOリーダーの覚悟 (02/05) ふみみん
コミュニティカフェ2題 (02/02) 高橋潤
上野千鶴子の田中批判についての意見 その2 (01/08) 井上貴至
検察の弱さ その2 (01/04) 藤本泰宏
自己肯定 (12/16) さくら
「橋下」勝利をどう考えるか? (12/09) 高橋潤
人間関係学 (12/03)
リンク集
最新トラックバック
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index2_0.xml
GDPより「国民総幸福」(GNH)へ [2012年05月04日(Fri)]
 数年前に読んだ本だが、気になって再読した。『GNHへ ポスト資本主義の生き方とニッポン』(天外伺朗、ビジネス社、226頁、1600円、2009年)である。

 GNHというのはGross National Happinessのことであり、最近ではブータンの皇太子の日本への訪問で注目をあびたが「国民総幸福量」のことであり、GDP(国民総生産)と対比される。

 ブータンは国の方向をGDPに求めるのではなく、GNHに方向を変えた。だから、ブータンはGDPは世界158位なのだが、GNHは世界6位なのだ。

 5月6日に投票が行われるフランス大統領選挙の争点も「財政健全化」対「経済成長派」が闘っている。この構造は日本の政界も同じだ。

 この場合、財政健全といっても金融資本の利益を守る「ギャンブル経済派」であるし、「経済成長派」は旧来の高度経済成長の後追い派でしかない。

 対立しているようだが、この二派は本当はその根は一つなのだ。肝心なことは「ギャンブル経済」を縮小・廃止に向けていくことだし、経済成長ではなく生活スタイルを変え、GDPがマイナスになっても生活していける哲学と生活を創造していくことなのだ

 本書はブータンの紹介に始まり、「人類の精神的な進化は、次第にエゴを減らし、物欲を減らす方向にいくと確信」していることを説明し、政策提案まである刺激的な本だ。

 著者は、このために大脳旧資質(爬虫類脳)を活用したフローの状態(我を忘れて、脇目も振らずに、何かに没頭している状態)になることを勧めている。

 個人的な生き方としては、「一億総百姓のススメ」「自給的生活のススメ」をしている。
政策論としては教育、医療、通貨改革などが興味を引く。また、民主主義の発生はインデアンの政治である、という指摘も面白い。
Posted by 田中尚輝 at 15:35
この記事のURL
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/archive/826
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
http://blog.canpan.info/tb/691895
 
コメントする
コメント