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レジスタンス闘志の提言 [2012年04月12日(Thu)]
 1行16文字、1頁7行という馬鹿でかい字の本だから、簡単に読める。

 『怒れ!憤れ!』(ステファン・エセル、日経BP、111頁、800円)である

 著者は現在93歳。1941年にレジスタン組織に参加し、その精神を戦後のフランス臨時共和国政府へ引き継ぐことに奮闘した。その理念とは「公共の利益が個人の利益に優先する合理的な経済体制、独裁政治まがいの金権政治とは無縁の経済体制」である。

 ステファン・エセルは言う。「私はすべえの人に訴えたい。一人ひとりが怒るべき理由を見つけてほしい。怒りは貴重だ。かつてナチズムに怒りを覚えた私のように、怒りの対象を持つ人は力強く前進する戦士となり、歴史の流れに加わる。歴史の脈々たる流れは、一人ひとりの力で続いていくものである。この流れが向かう先は、より多くの正義、より多くの自由だ。」

 本書は全編において、不平等、不正義、戦争に対して怒りを燃やし、そして、私たちに呼びかける。「目を開け、そして、怒れ!」と。現実の社会の不合理を直視し、その矛盾と戦うのが人間であり、そのことが未来を希望あるものにしていくのだという。

 命をかけて闘ったレジスタンスの闘志が、精神力をそのまま保持し現実に向かっている。

 レジスタンスの闘志は93歳になっても元気が良い。それにひきかえ、私たちは現実を直視することをさけ、現実と妥協しながら生きる道を選択しているのではないか。
 日頃の生き方を反省するために刺激的な本であり、多くの人に読まれることを期待したい。
Posted by 田中尚輝 at 05:40
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