CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
プロフィール

田中尚輝さんの画像
<< 2019年01月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
Redwing
日本の貧困・格差を「なくす (02/16) 高橋潤
ホンダOBが行く (02/14) 江藤清巳
NPOを応援する人材 (02/06) 高橋潤
NPOリーダーの覚悟 (02/05) ふみみん
コミュニティカフェ2題 (02/02) 高橋潤
上野千鶴子の田中批判についての意見 その2 (01/08) 井上貴至
検察の弱さ その2 (01/04) 藤本泰宏
自己肯定 (12/16) さくら
「橋下」勝利をどう考えるか? (12/09) 高橋潤
人間関係学 (12/03)
リンク集
最新トラックバック
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index2_0.xml
「イエスマン」の側近 [2011年12月13日(Tue)]
 オリンパスの前社長で不正経理を明らかにして解任されたウッドフォード氏が再度社長に復活しそうだ。

彼の発言。「かつてイエスマンであった人はオリンパスにはいらない」。


 1000億円を超える損失を隠し「飛ばし」をすることを知っていながら、目をつぶっていたのが、これまでのオリンパスの経営陣だ。どうして、「イエスマン」ばかりが生まれるのか。これはオリンパス特有のことではない。

 『ヒトラーの側近たち』(大澤武男、ちくま新書、780円、235頁、2011年)を読んだ。先日は、筆者のあとがきだけ紹介した。

 この本はヒトラーという人物は何の変哲もない、誤ったイデオロギーを持った単なる演説の上手い煽動家に過ぎない、と規定している。その彼が、個人独裁を行い、10年以上もドイツを支配し、世界戦争をおこし、何十万人ものユダヤ人を無差別に殺したのは、どうしてか?という疑問に答える実証的な書物である。

 どうしてこのようなことになったのか。それは優秀だが、偉大なる「イエスマン」が周辺を固めたからだ。全権力を握っているヒトラーにおもねるために仲間内の競争をしたのだ。このことによって、ヒトラーの独裁と横暴が突き進むことになったのだ。

 イエスマンの側近で固められたヒトラー独裁を阻止するためには、最終的には「暗殺」する以外になくなる。何回か試みられるが失敗する。

 そして、最終的にはドイツ軍隊が各方面で、降伏し、連合軍がベルリンの中枢部へ攻めこまれ、どうしようもなくなってからヒトラーは愛人エヴァ・ブラウン(死の直前に結婚)と共に自殺せざるを得なかったのである。

 昨年、私たちがドイツを訪問したときに幸いなことに「ヒトラー展」が開催されていた。ドイツで初めてのことだと言う。早速、見に行った。そのときの会場にいたドイツ人の複雑な表情を今でも覚えている。「どうしてこういう人物を指導者に選び、世界的な大罪をおかしたのか?」という顔だ。

 私たちの周辺を見てみよう。小さな組織であっても責任者の横暴を知りながら「イエスマン」ばかりがいる団体がある。こうした組織は、そもそも社会的にはたいした役割を果たしていないので、責任者を暗殺するほどではないが、こうした団体はヒトラーのドイツのように自己崩壊する以外にない
Posted by 田中尚輝 at 23:01
この記事のURL
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/archive/696
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
http://blog.canpan.info/tb/519908
 
コメントする
コメント