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『国家の罠』(佐藤優)を読む [2011年04月22日(Fri)]
『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(佐藤優、新潮文庫、2007年)を読んだ。

 なんとも外務省は、というより日本国政府は優秀な人物を追放したものである。特定できないが自民党の国会議員である鈴木宗男を追い落としたい「国家権力」が存在し、検察に「国策捜査」をやらせた。この鈴木宗男を親しかった外務官僚が佐藤優であった。

 本書は、佐藤が自分が逮捕される経過、逮捕から収監生活、裁判闘争、そして判決の過程を事細かに書いている。なかなかの力作だ。

 国策捜査だから、佐藤に罪が無くとも罪をつくるのだ。

 こうしたことをするのは国家のどこかに指令する人がおり、それを引き受けた検察が走り回って事件にしていくのだ。

 本書を読むかぎりにおいて、佐藤の優秀さは良く分かる。結局、組織は、官僚組織だけではなくあらゆる組織は優秀な人物を排除するのだ。それは組織の責任者が、自分を追い落とす能力のある人物を早く潰してしまおうという行動を取るのだ。

 このことによって組織の優秀な人物がはずされ、結果として組織の力量を低下させるのだ。いまは有罪となり収監されている鈴木宗男も自民党と言う政権政党から切られてしまったのだ。

 本書を読むと外務省がいかに組織が劣化しているのかをよく理解できる。他の省庁もそうなのだろう。一体これで日本が持つのだろうか。


 ☆「国策捜査」の概念規定について、佐藤は次のように言う。
 「国家がいわば『自己保存の本能』に基づいて、検察を道具にして政治事件をつくりだしていくことだ。冕剤罪事件と違って、初めから特定の人物を断罪することを想定した上で捜査が始まるのである。」
Posted by 田中尚輝 at 22:29
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