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検察の利権構造 [2011年01月17日(Mon)]
 私は社会運動家だから、権力や組織、リーダーに関心がある。そのうちの1つが検察だ。昨日紹介した『検察の大罪』(三井環)も、それだ。本日読んだ『特捜神話の終焉』(郷原信郎、飛鳥新社、2010年)もその流れで、郷原も「ヤメ検」だ。だが、三井や田中森一のように逮捕されてやめた人物ではない。特捜がいやになって円満退職した人物で、彼の父親は公益社団法人長寿社会文化協会(WAC)の広島県での活動家だった。

 郷原は言う。「検察の業務というのは『絶対悪』としての犯罪者の処罰という単純な価値観で働いており、他の手段に変り得るものではなく、処罰することと他の社会的価値との調整を図る必要もない。判断を行う検察は正義であり、その正義を中心に世の中が動いているというような『天動説』的な考え方が、ある意味では妥当する世界である。」 

 そして、次の変化を求める。「最近の検察、とりわけ特捜検察の不振、迷走、劣化の最大の原因は、『天動説』的な考え方から『地動説』的な考え方への転換が進んでいないことにある。それによって、検察の逮捕・起訴による『犯罪者の烙印』の効果はますます低下する。それが、特捜検察の摘発を受けた人間が社会で活躍する一方で、検察捜査への批判が高まり、検察への社会の信頼が低下する根本的な原因なのである。」
 つまり、検察は特別な存在なのではなく、普通の存在だということを認めよ、ということだ。

 そして、郷原は三人の逮捕され、検察に烙印を押されても平気で以前より元気で活躍している人々と対談している。それは、堀江貴文、細野祐二、佐藤優だ。 

 その対談を通じて、私の知らなかった事実が3つ。

 1つは、検察とマスコミとの癒着の構造について。これを郷原は、「従軍記者」であり、それが「御用報道」になるのだ、という。ただ、この前提には水戸黄門の悪代官をやっつけるという図式がある。これがなくなれば、現状のようない。

 2つは、検察官の報酬の高さだ。50歳程度で2000万円程度だという。一般公務員の約2倍だ。こんなことにしているから「天動説」が横行することになる。弁護士でも食えない時代に、また、役人の人件費の高さが問題になっているときに検察官の報酬は少なくとも一般公務員並にするべきだ。

 3つは、検察官の公証人への天下りだ。ここでも年収2000万円程度保障されるという。この暗部は意外に知られていないのではないか。

 こういう構造をしっかり守るためにヤメ検たちが奮闘するのだ。だんだん検察の構造が見えてきた。
Posted by 田中尚輝 at 20:36
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