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NPOが取り組む「新しい公共」 [2011年01月03日(Mon)]
 「新しい公共」は、公共の主体を官だけではなく、NPO等の市民団体に広く門戸を開くものだ。ただ、これは事態の反面をいっているしか過ぎず、「公」自身を拓かなければならない。

 ただ、行政が自らを拓くことは時間がかかることになる。それに文句を言うことはしっかりやらなければならないことだが、「行政が自らを拓かない」からといってNPO側が休んでいて良い、ということにはならない。NPOが独自に新しい公共を実施することによって、行政を拓かせることになるのだ。

 では、NPO側は何をやらなければならないか。私は福祉系NPOに身をおいているので、次のことが絶対に必要だ、と感じている。

 @コミュニティカフェの形成とネットワーク化
 A「NPO便利屋」の形成
 B食事サービスの普及
 C移動サービスの発展
 D成年後見の普及
 E高齢者住宅の形成
 F地域コミュニティの核としての「コモンズ」の形成


 以上は、行政の支援があれば、難しくなくできるが、そうしたものがなくてもNPOだけでも実施できる。すでに、NPO法人市民福祉団体全国協議会(市民協)と公益社団法人長寿社会文化協会(WAC)は、こうした事業を他の団体や多くの人々と共に自主的に進めてきた。すでに立派な拠点もできてきている

 私は本年、「新しい公共」を実体化するものとして、以上7点の事業を推進していく。そのために足りないものを数え上げても意味はない。すでにあるものを組み立てて、そして、新しい仲間と一緒に課題の実現をしよう。

 私自身は、その具体化を考えた正月だった。楽しい年になりそうだ。
Posted by 田中尚輝 at 22:00
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