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紹介『関係する女 所有する男』(齋藤 環) [2010年12月29日(Wed)]
『関係する女 所有する男』(齋藤 環、講談社現代新書、2009年)を読んだ。

 女性は「関係主義」であり、男性は「所有主義」であるというのが本書の一貫した考え方である。そして、この男女差を「脳」の構造や働きという観点とのつながりを強くして理解することについての危険性を指摘している。著者は精神科医。

 「倫理観や価値観を、を脳に還元することはできない」として茂木健一郎やアラン・ビーズ、バーバラ・ビーズ(『話を聞かない男、地図を読めない女』)を批判している。

 ちなみに、斎藤が本書で書いている男女差は以下のようなことである。
・ひきこもり 男性が多い
・自殺率   男性が女性の3倍
・リストカット 女性が多い
・自閉症    男性に多い
・ジェットコスター 女性は好き、男性は苦手
・ポルノコミック 男性は射精の瞬間、女性は延々とした関係性に興味を持つ
・異性の身体の興味 男性は、胸やお尻、女性は、腕、指、目
・哲学 女性の哲学者はほとんどいない
・身体 女性の方が自分の身体を意識している、女性のほうが愁訴が具体的で
   多い


 以上のような相違点を関係性を重視する女性、所有を重視する男性という観点から分析できる、というのだ。確かにその面はある。

 ただ、関係性重視も所有重視も「遺伝」と「後天的な資質確保」という2つの流れから押えていく以外にないだろう。だとするならば、男性の生活スタイル、女性の生活スタイルの繰り返しが遺伝的資質となり、その1部が脳へ反映することは十分に想定できるのではないか。

 以上の前提があり、社会がジェンダーを枠にはめ込むことによって、尚更にジェンダーの相違が強調されることになるのだ。

 男女の比較論は面白い。人間を理解するには相対比較しかないわけで、その比較を最も一般にできるのは男女だからだ。なんといっても60億人もいる人類を単に2種類で分けられるのだから。こうした研究が進化することを期待したい。
Posted by 田中尚輝 at 12:12
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