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紹介『ヒトの進化七00万年』(河合信和) [2010年12月22日(Wed)]
『ヒトの進化七00万年』(河合信和、ちくま新書、2010)

 いま、人類の歴史で分かっているのは約700万年前にサルの一種から人類が枝分かれしたということだ。アフリカのチャドで見つかったのだが、身体の断片骨と下顎のない頭蓋だけでしかない。

 こういうことでその後も骨の断片がでてくるだけで、一体分がほぼ完全に出てくるのは、100万年以前で言うと2,3体のことでしかない。

 だから、本書はヒトの進化の研究史であって、人類の進化過程がわかるわけではない。また、生活をどのようにしていたのか、ということについてもこうした素材だけでは空想の政界に入ってしまう。

 700万年前から100万年くらい前の600万年間は、人類の進化は遅々としたものであった。2足歩行は可能になっていたが、木上の生活を状態にしていたらしい。手や足の骨から類推できる。

 ヨーロッパのネアンデルタール人は20万年程度以前、ほぼ同じ時期に北京原人、ジャワ原人というような亜種が現れるが、これはアフリカから分離して流れていったものだと思われる。この時期になると現代人と同じような人体になっている。

 だが、現代人につながる流れは、ジャレド・ダイアモンドが書いている(『銃・病原菌・鉄』)ように5万年程度前にアフリカから出奔した人類だ。実際の生活を具体的に想像できるのは氷河期を超えた1万2,3千年前からのことしかわからない。そこから、条件によっては5万年くらいさかのぼることができる場合があるというところだ。

 私は人類の歴史に関心を持っているが、素材が発見されるのが偶然のことのようなものなので、全貌がわかってくるのは今後相当の時間を要するだろう。

 こうした時間軸を見て分かるのは、人類は最近になって猛烈な成長をしてきており、このスピードのままでいけば、何時か何らかの条件(自然、食糧など)の要因によって絶滅への道を進むのではないか、と危惧する。

 また、この観点から政治の世界を見るとサルからあまり成長していないな、とも思う。
Posted by 田中尚輝 at 14:23
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