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紹介『経営者の運力』(天外伺朗) [2010年12月10日(Fri)]
 日本サッカーの岡田監督がワールドカップの監督になる直前から教えを乞うた天外伺朗が『経営者の運力』(講談社、2010)を出版した。彼は元ソニーの上席常務取締役でもあった。

天外は、経営者としての土台には以下の4つがあるとする。 
1.人間力
2.直観力
3.時代を読む力
4.運力


この中で「運力」の指摘が天外ならではのものであり、これは単に「運」が向く、逃げるというような天から降ってくるものではなく、「『運力』とは、運命に対するマネジメント力」と天外は規程する。

 したがって、「運力」は努力しなければ確保できない。しかし、努力すれば「運力」を確保できるというものではない。

 運力を確保した経営者は、自身がフロー状況になること、部下にフロー状況に成るチームを抱えることになる。このフローというのは、流れという意味だが「我を忘れて、何かに夢中になって取り組んでいる」状態をさす。アブラハム・マズローの5段階説の最上段階であるアイデンティティ確保の精神状況と一致しているのではないか、という指摘している。

 フローは、スポーツの世界では「ゾーン」と呼び、ランナーズ・ハイとも呼ばれる。この段階にはβ‐エンドロフィン、ドーバミン、セロトロニンなどの神経ホルモンが大量に分泌されることは分かっている。

 このフロー状態による成功の後に必ずボトムを迎える。このボトムをいかにしのぐか重大だ。無駄な抵抗をするとますます蟻地獄に堕ち込んだようになる。

 天外の結論は「すべてに感謝をしていれば、やがては感謝すべきことしか起きなくなる」「あらゆる問題は100%、自分の内側にある」ということだ。

 どうもこのフロー状態というのが、他方、原始脳と連動しているのではないかという暗示をしている。これは、まだ証明ができない。

 はっきりしていることは努力の質や量、想いの大きさだけで運力を確保できるのではないということだ。人間力というのか、個人の人間的な大きさが運力をも獲得できる。

 毎日、人間力を磨いていくことが大きな運を確保することになるのだが、天童は瞑想を進めている。原子脳の言い分を聞く努力を絶えずしておく必要があるというのだ。

 リーダー論として私は読んだのだが、納得できるところが多かった。皆さんはどうだろう。
Posted by 田中尚輝 at 13:52
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