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北方『三国志』(13巻)を読み終える [2016年01月06日(Wed)]

正月に北方謙三『三国志』(全13巻)を読み終えた。


『三国志』(正史)は60巻程度あり、それぞれ個人の歴史に分けられているという。だから歴史小説にするためには、注釈、組み合わせ、感情など、あるいは、正史には登場しない人を創作し、投入しなければならない。


北方謙三は見事にそれを成し遂げ、面白い、北方解釈『三国志』をつくりあげた。私は高校時代に吉川『三国志』を読み、司馬遼太郎の『項羽と劉邦』も読んでいるが、北方『三国志』には圧倒された。


北方は私と同じ中央大学で、全共闘世代でブンド(共産主義者同盟)に属していたらしい。この組織は滅茶苦茶な組織で、北方によるとマルクス・レーニンは同じ人物であり、ロシア人だという理解をしていたメンバーが中心にいたという。


北方『三国志』は、理念として、「帝(みかど)」があり、国をどういうように統合するのか、というテーマを根底に流している。これが武力による統合を目指す「王」と異なる概念でなければならない、というのだ。このことは、北方は日本の天皇制を強く意識している。


ただ「帝(ミカド)」は歴史を創る人ではなく、静止して存在する(象徴とされる)存在であって、それは何百年か継承される時間によって、正当化されえていく。


物語は、王を巡る戦いによって形成される。解説するには、あまりに膨大なので、関心ある人はお読みください。

Posted by 田中尚輝 at 11:16
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