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北方の『史記』読み終える [2015年11月20日(Fri)]

北方謙三の『史記 光武伝』(全7巻)を読んだ。約2800頁。10日間ほどかかったかな


『史記』から光武伝を北方なりに引っ張り出し、再構成をしたもの。


当然、光武の50有余年に渡る治世が縦糸で通っている。だんだんと形骸化し、帝としての孤独、焦りもあるのだが、周辺の人々との関係を含めてよく書いている。


これに対して戦った匈奴の指導者たちの混乱や立て直しの過程も面白い。


それに加えって、北海の近く(匈奴も住まない北)に流され、1人で生きる捕虜の漢人の生活。


これらが、目まぐるしく舞台が変わりながら時系列的に進展していく。そして、それを結ぶのが戦争、闘いと史記の著者司馬遷だ。


飽きる暇がないほど、北方『史記』はどんどん展開し、面白い。大脳新皮質の休暇・栄養になる本だ。

Posted by 田中尚輝 at 19:50
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