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丸山眞男と田中角栄の共通点 [2015年10月12日(Mon)]

『丸山眞男と田中角栄』(佐高信、早野透、集英社新書、2015年)


面白い対談書だった。


日本の近代政治学の学祖のような丸山とロッキード事件で逮捕された政治家の田中角栄のどこが結びつくのか。奇異に感じながら読みはじめた。


佐高、早野とも丸山の弟子だ。そして、早野は朝日新聞に入り、田中角栄にぞっこんの興味を抱き、新潟支局につとめ田中の一生を追いかける。


両者は4年違いの生まれで、田中のほうが若い。二人とも軍隊に招集され二等兵の経験を持つ。


早野に言わせれば、戦後民主主義の上半身は丸山、下半身を田中が担ったということにナル。


2人も戦後民主主義の体現者であり、単に語るだけではなく、その実践家であった。


丸山の言う「悔恨共同体」という戦争を否定することによる共同体や民主主義の形成を田中角栄は体現していた。彼の後援会の越山会は昔共産党、昔社会党などのごった煮であり「民衆」が戦後民主主義を体現する場であった。


その底辺には平和と民主主義があり、これを丸山は論理化した。


早野は田中が日中国交回復に踏み切る時に次のようにいったという。「日本人は中国人をたくさん殺し、迷惑をかけた。その国が賠償金も取らずに日本と国交回復をしようとするのは凄いことだ。これは創始者である毛沢東や周恩来がいるとくにしか、絶対にできない。二代目以降は決断ができない。だから早く結ぶのだ。」


なんという決断力だろう。そして、戦争への「悔恨」がある。


今の安倍と比べてみよう。政治家としてのスケールがちがう。このあたりが、丸山の理論と共通項が出てくるところだ。

Posted by 田中尚輝 at 17:14
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