千曲市のNPOを訪ねる [2015年05月23日(Sat)]
NPO法人更埴エリアネット(長野県千曲市)の中澤理事長と和田事務局長と久しぶりに一杯飲みながら意見交換。
一杯飲む前に新しい2つ目の事務所が商店街の中にできたのを見学。着実に地域に根差してきている。 3年ほど前にはじめて指定管理を受けている「情報館」を訪問したが、その時には年間予算が1500万円、今では4000万円になっているという。順調な伸びだ。 市からの助成金を受けたNPOは、その範囲を超えられずに奴隷のように扱われ、窒息していくのが運命だ。 そこを超えなければならない。NPOは自治体の子分ではなく、自治体と対等な位置にいるのだ。このためには、NPOは自治体と緊張感を持って付き合う必要があるし、自主事業を仕立てあげなくてはならない。 この当たり前のことをできないNPOが多いのだ。どうしてか?自治体にも責任があるが、私は日本人の「市民力」の希薄さを第一番に指摘したい。 更埴エリアネットは、そうしたNPOを超えつつある。今後の活動に期待したい。 ついでに言えば、町づくり、観光振興にITの分野から絡んでいるが、その縁の上山田温泉にとまったが一泊朝食付きで「更埴エリアネット様料金7000円」(青い目の番頭さんの言葉)だった。亀清舘というが、直接行っても駄目なので、更埴エリアネットを通じて利用してください。 |
Posted by
田中尚輝
at 10:18