• もっと見る
プロフィール

田中尚輝さんの画像
<< 2019年12月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
Redwing
日本の貧困・格差を「なくす (02/16) 高橋潤
ホンダOBが行く (02/14) 江藤清巳
NPOを応援する人材 (02/06) 高橋潤
NPOリーダーの覚悟 (02/05) ふみみん
コミュニティカフェ2題 (02/02) 高橋潤
上野千鶴子の田中批判についての意見 その2 (01/08) 井上貴至
検察の弱さ その2 (01/04) 藤本泰宏
自己肯定 (12/16) さくら
「橋下」勝利をどう考えるか? (12/09) 高橋潤
人間関係学 (12/03)
リンク集
最新トラックバック
https://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index2_0.xml
ホリエモンの自伝 [2015年04月29日(Wed)]
『我が闘争』(堀江貴文、幻冬舎、2015年)久しぶりに書店へ行った。何冊か本をかった。その1冊が『我が闘争』だ。

休日だったこともあって、357頁の大作だが、一気に読んだ。ホリエモンの≪早すぎる自叙伝≫。

彼が、刑務所で書いた自叙伝である。彼の生き方の特徴は過去を振り返らない、ことだろう。前へ向いており、多分、今後このような本を彼は書かないだろう。2年弱の刑務所の中で書いたものだ。

失敗のポイントは、急速な発展と中枢部の結束を欠いたことだろう。また、ライブドアの利用を広げるということのために自らが広告塔に立つということに無理があった。

ことに衆議院選挙に出ることには、論理的には無理な飛躍が見られる。小泉首相の跡継ぎになろうとしたのだから、舞い上がっていたということだろう。

ただ、前向きに生きてきたホリエモンを広告塔として活用しようとした「腹心」がおり、結局は彼らに裏切られ、取締役会もホリエモンは少数派になった。

ここの特高が切り込んだのだ。特高は「派手すぎ、金執着すぎ」を社会から放逐しなければならないというバカげた自意識でこの事件をつくっていった。フジテレビをはじめとしたマスコミが特高に追随したのは言うまでもない。
後ろを振り向かないホリエモンの生き方はすっきりしており、清々しい本だ。

Posted by 田中尚輝 at 13:11
この記事のURL
https://blog.canpan.info/tanaka-naoki/archive/1933
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント