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田中森一(元東京特捜検事、元弁護士、元受刑者)の『遺言』の紹介 [2014年10月14日(Tue)]
『遺言』(田中森一、双葉社、2014年)

私は自分の遺言書を最近出版(『社会を変えるリーダーになる 〜「超・利己主義」的社会参加のすすめ』)したが、田中森一はズバリ『遺言』だ。その覚悟が問われる著書になっており、読んで面白い。13日は長崎へ行く予定になっていたが、台風でいけなくなり、その時間で一気に読んだ。

田中森一は、元特捜検事、元弁護士、元受刑者というユニークな人生を送っており、5年近くを受刑囚として暮らし、ガンにも襲われながら人生の再チャレンジをしようとしている生き様を余すことなく書いている。

そして、自分への嫌疑を晴らすとともに、冤罪を仕掛けたのが東京地検・特捜の先輩であり、実名をあげて告発している。田中によれば、その原因はどうも「嫉妬」にあるようだ。この嫉妬という感情は人生を狂わせるほど厄介なものである。このことは私の著書で指摘した。

また、稀代の詐欺師といわれる許永中との親交と限りない信頼も赤裸々に書き、人間の見方に付いても田中の視点を分りやすく書いている。

私の興味ある「国家論」的に読めば、検察にいた人間がつぎのように検察の本質を指摘しているのが参考になる。

「裁判所は行政機関から独立しているが、検察は法務省の一機関であって、この国の行政を担っている。検察が時の権力者と同じような考え方をするのは当然で、近年『国策捜査』という検察批判がなされるが、基本的には検察の捜査方針はすべて国策なのである。自民党政権や時の内閣に大きく傷が付いたり、日本のトップ企業が傷を負うような事件は極端に嫌う。」

「裁判官には左翼志向の人もいるが、検察官にはそんな人間は一人もいない。被疑者に人権があるなどと本気で考えている検事もまずいない。警察組織をはじめ行政組織での諸問題は、検察に持ち込まれ、検察によって起訴され、法律に従い処理される。裁判所を別にすれば、立件という権力を司る検察に面と向かって苦言を呈せる行政組織は存在しない。故に検事はみな傲慢であり、『俺が権力だ。呼び出されたら何をおいても馳せ参じろ』という考えである。」


田中かは現代社会の価値観で言うと「悪人」である。だが面白い「悪人」だ。
Posted by 田中尚輝 at 06:53
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